地方公務員の激務ランキング表
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「企画課」とかいう聞きなれない部署に配属されるんだけど、そこは忙しいのかな?
「財政課」に配属・・・人生オワタ・・・。

おつかれさまです、軟派公務員です。

私は、現役8年目の地方公務員で、現在都内へ出向しております。

この記事を書いた時は7年目の頃で、4つの部署を経験しています。短期間で2度の出向も経験しており、同年数の職員の中ではかなり異動の経験値が高い方だと思います。

役所は業務の幅が民間より多岐にわたるため、特に若手のうちは情報網も経験もなく、他の部局が何をやっているかどんな雰囲気なのか実際に配属されてみないとわかりません。

自分の配属される部署はどんなところなのか、勤務意向シート(人事ヒアリングシート)にはどの部署を書こうか。とても悩みますよね。

本記事では、実体験に基づき、地方公務員における激務ランキングを作成してみました。

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公務員生活の手引き

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県庁激務部署ランキング

地方公務員の激務ランキング表

このランキングは私の経験と情報網を元に作成したものです。市役所や国家公務員ではすっぽり当てはまるわけではありません。

また、同じ都道府県でも組織体制(人員配置)によって労働環境は変わりますので、参考にとどめていただければと思います。

Sランク(残業時間:1,000h/年)

人事・財政・企画

「Sランク」は、残業が1年で1,000時間の大台を超える、県庁屈指の激務部署になります。

繁忙期は月間100時間を軽く超えるほどの忙しさであり、毎日夜遅くに帰ったら寝てを繰り返すだけの生活になってしまい、私生活の充実は見込めません。

部署としては、人を扱う「人事」、金を扱う「財政」、役所の頭脳である「企画」はどこの役所に行っても間違いなくトップレベルの忙しさになります。

いずれも出世コースを辿る幹部候補生の登竜門とも言うべき部署であり、部局長クラスは大概いずれかの部署を経験しています。

選ばれることは大変光栄なのですが、例えば財政課については、「財政へ行けば家が建つ」と格言があるほどの激務部署であり、体調を崩す人も多く、希望する人はほぼいないといった状況になっています。(希望して行けるような部署でもありませんが)

AAランク(残業時間:800h/年)

障害福祉、高齢者福祉、児童福祉、国派遣

月の残業平均が60時間を超過していると、過労死水準に達する月も出てきます。

「AAランク」以上は、いつ過労で倒れてもおかしくない水準です。

「AAランク」では、地方公務員の激務代表格、福祉部局が登場します。

福祉部局はいずれも法改正が頻繁であり、流れが早い世界のため、常にバタバタしています。

福祉部局特有の辛さを一言で表すと、「金がない」ということです。

福祉部局は歳入減が常である自治体財政の中、毎年膨れ上がっていく予算であるため、慢性的な予算不足に陥っています。

政策的な事業は相当厳しく査定されるため、そういった事業の担当になると悲惨です。

ただ、福祉部局あるあるの一つで、 事業の予算はないけど、残業実績が豊富なのでわりと残業代はしっかり出る傾向があります。

その他、部署ではありませんが、大体どこの都道府県でも国(省庁)への出向制度があり、立候補制ですが将来が有望な若手が派遣されます。

国と自治体の間を取り持つ立場になるため、高い調整能力が求められます。本省に行くことになるため、基本的に激務となります。

国へ割愛退職で派遣される場合は国から直轄雇用となるため、給料が国基準となります。大体どこからの派遣者も給料がダウンし、残業代も満足に出ないという状況だと聞きますので、個人的にはお勧めしません。

Aランク(残業時間:600h/年)

行政改革、港湾、道路、砂防、観光、スポーツイベント(オリンピック、ワールドカップなど)

月の平均が45時間を超えると、36協定に引っかかる水準ですので、「Aランク」と認定しています。

「Aランク」以上は、平日は職場と家の往復となり、家で過ごす時間は寝るだけと感じ始めるレベルです。

主に土木系と観光、時限的なイベント担当課(五輪、W杯など)といった花形部署がこのランクです。

特にスポーツイベントのような事業を受け持つ部署では、イベント関連の仕事が土日に入ることも多く、また代休扱いだが実際は休めないといったブラック企業まがいのことも発生しています。

表に立つ仕事の裏方はハードな仕事で支えられているということですね。

土木系では、政治色が表に出てくることが多く、振り回されることがあります。これは市町村の話ですが、某政治家を応援しなかった地方自治体に対して国県から交付されるお金が大幅に削られるなど、子供のケンカに巻き込まれることもたまにあります。

Bランク(残業時間:400h/年)

総務、監査、情報システム、法規、各局経理・各部経理、危機管理(防災)、都市計画、商工、経済振興、農林、県立大学派遣、県立病院派遣

「Bランク」は月の残業平均が30時間程度だが、繁忙期は45時間以上という水準で、一般的な本庁のレベルといったところです。

週の半分は、定時で帰れます。

そこそこの仕事量で、残業代により家計もそこまで圧迫されず、適度に休みも取れるほどほどな環境です。

本庁の多数の部局が当てはまり、ボリュームゾーンとなります。

個人的には、このランクがおススメですね。

「Aランク以上」は忙しすぎて私生活がなく、「Cランク以下」は残業がなくて生活が苦しくなってきます。

情報システムや経理などは、プロジェクトや予算の時期によってはデスマ状態となることもありますが、「季節労働者」的な性質を持っているため、通年で忙しいというわけではありません。

Cランク(残業時間:200h/年)

税務、広報、秘書、県民生活、管財、水道、企業局、人事委員会、出先機関(土木、農林、福祉)

「Cランク」は、週に1~2程度の残業で、基本的には定時上がりの部署となります。

本庁の中でも比較的余裕がある部局、出先ではそこそこ仕事がある部局となっています。

Bランク以上はビジネスライクというか、少しピリピリした雰囲気がありますが、このクラス以下ではピリピリした雰囲気はあまりありません。どちらかと言えばマッタリとした雰囲気が流れています。

気づいた方も多いと思いますが、ルーティン系の業務を行う部局が増えてきます。

Dランク(残業ほぼなし)

議会事務局、健康指導、福利厚生、出納、会計、用度、収用委員会、労働委員会、出先機関全般(土木・農林・福祉は除く)

「Dランク」とは、いわゆるオアシス。

毎日が定時退庁日。

絵に描いたような公務員生活を送れるのがこれらの部局です。

議会事務局などは一見忙しそうですが、議会の質問に答えるのは担当課なので、実はそんなに忙しくありません。

会計、出納は年度末に少し繁忙期がきますが、それ以外は完全なルーティンであり、中には業務の一部を委託している自治体もあります。(旅費等の支給など)

勤務以降シートを書く際、「いかにしてこれらの部署へ異動できるか」ということを職員が議論することは、毎年の恒例行事となっています。

番外編(SSクラス:1,500h/年)

疾病(難病)

これは数年前の話になりますが、難病認定の範囲が拡大、手帳受給者が大幅増となったことがありました。

しかし人員は限られているため既存職員にその負担がのしかかり、仕事はルーティンに近かったものの担当課は毎日深夜残業、土日も出勤となっていたことがありました。

今でもその部署は激務環境は続いているようですが、中にはこのように制度改正に振り回されることもあります。自分の時は当たらないことを祈るのみですね…

激務部署から逃れることは難しい

鎖でがんじがらめの社畜サラリーマン

激務部署に配属されるということは、それなりの実力を買われているということになります。

BランクやAランクの部署に配属され、忍び難きを忍んでいたとします。そうすると人事課から

おっ!コイツは忙しいところに置いても大丈夫だな。

と思われてしまい、「激務スパイラル」に入ってしまいます。

一度激務スパイラルに巻き込まれると、なかなか抜け出せません。

周りの職員で、仕事ができる人は忙しい部署ばかりを回っていませんか?また、逆もしかり。

ちなみに私の場合。

  • Dランク:出先財務事務所 2年
  • AAランク:本庁障害福祉企画部門 2年
  • Bランク:公立病院へ派遣 2年
  • AAランク:オリンピック組織委へ派遣 2年目

いかがでしょう。

初めの2年だけでしたね。公務員らしい生活ができたのは。公立病院はBランクですが、前任者は600時間の残業だったところ、私が業務改善して400時間以内まで落とし込んだので、実質Aランクです(笑)。

次の人事異動では、本気で残業がないところにしてくれと訴えるつもりです・・・。

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激務部署から抜け出す方法

非常出口

人並みに仕事をしない

激務部署に配属された場合、ある程度の実力を期待されていることは間違いありません。

そこでソルジャーとしての実績を積み、成果を出してしまうと激務スパイラルに陥り残りの公務員生活は繁忙部署をひたすら回されることになってしまいます。

そうならないために、激務スパイラルから脱出する方法は「人並みに仕事をしない」ということです。

もっとわかりやすくいうと、「使えない人材だと思われるようにする」ということです。

公務員としてのキャリアを棒に振ることになりますが、これしか方法はありません。

【同期の例】

私の同期で、一見すると仕事ができそうな人がいました。

私と同じく本庁の障害福祉部門に配属され、最初の半年くらいは普通に過ごしていたのですが、徐々に彼の仕事が相当適当だったことが判明してきました。

2年目になると監視が厳しくなり、出勤時に係長へ1日のスケジュールを報告し、チャイムと同時に残りの業務を確認し、問題なければ帰らせるという徹底ぶりでした。

当然人事異動にも反映させられる結果となり、同じ島の同じ年数の職員であった私と彼は、真逆の道を進み始めます。

  • Dランク:出先総務 2年
  • AAランク:本庁障害福祉企画部門 2年←ここまで同じ
  • Dランク:出先財務事務所 2年
  • Dランク:出先出納機関 2年

その他にも、違う島でしたが体調を崩しがちな職員がいて、その人も異動でDランクの出先へと行っていました。

人並みに仕事をしなければ、激務部署から脱出できる可能性は高いです。

公務員を続ける場合、激務部署から逃げる唯一の方法だと断言できると思います。

思い切って転職する

激務部署からの脱出のもう一つの方法は、公務員を辞めて転職してしまうということです。

公務員からの転職は、簡単なものではないことは間違いありません。

しかし公務員で激務部署を渡り歩いた経験がある皆さんは、自信をもって大丈夫です。

私は今、オリンピック組織委員会で仕事をしていて、民間の人たちも職場にたくさんいます。交渉も官民問わずに行っています。

そんな中で働いてて思うことは、都内の一流企業の会社員と、地方公務員の仕事ができる人は、レベル感に差がないということです。

むしろ民間企業の人でもダメダメな人はたくさんいます。

コイツ税金泥棒ならぬ給料泥棒だよな?

という人もたくさんいます。

だから自信をもって大丈夫です。公務員だからって民間への負い目を感じる必要はありません。

面接確約で転職活動をしよう

出世を狙うサラリーマン

「転職活動」というと、エージェントを介して・・・・というパターンが王道ですが、公務員ということがネックとなり、あまり熱心に話を聞いてくれないこともあります。

また、書類選考がなかなか通らず、ストレスになってしまうこともあります。

そこでそれらの課題を一挙に解決する方法が、MIIDAS(ミイダス) という転職サイトの利用です。

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特に一番大きいのは、「面接が確約される」ことではないでしょうか。

これならば公務員という経歴が仇となることはありませんし、効率的な転職活動を行うことができると思います。

また、年収の無料診断という特徴も面白い点ですので、自分の価値を知ってみるために登録しておくということもよいかもしれません。

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