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おつかれさまです、軟派公務員です。

私は現在、現役の地方公務員として採用された都道府県で働いています。この記事を書いた時は7年目の頃で、4つの部署を経験しています。短期間で2度の出向も経験しており、同年数の職員の中ではかなり異動の経験値が高い方だと思います。

役所は業務の幅が民間より多岐にわたるため、特に若手のうちは情報網も経験もなく、他の部局が何をやっているかどんな雰囲気なのか実際に配属されてみないとわかりません。

自分の配属される部署はどんなところなのか、勤務意向シート(人事ヒアリングシート)にはどの部署を書こうか。とても悩みますよね。

人事異動発令の時などは、自分が激務部署かどうかが一番かになるのではないでしょうか。

今回は、自分の経験を元に、地方公務員(県庁)の激務部署ランキングを作成してみました。

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県庁激務部署ランキング

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断わっておきますが、このランキングは私の経験と情報網を元に作成したものです。市役所や国家公務員ではすっぽり当てはまるわけではありません。

また、同じ都道府県でも組織体制(人員配置)によって労働環境は変わります。あくまでも参考にとどめていただければと思います。

6/23追記:楽な部署=左遷ではありません!下記の記事を書きましたので、よければ参照ください♪

www.super-yakunin.com

Sランク(残業時間:1,000h/年)

人事・財政・企画

ヒトとカネを扱う人事、財政はどこの役所に行っても間違いなくトップレベルの忙しさになります。

いずれも出世コースを辿る幹部候補生の登竜門とも言うべき部署であり、部局長クラスは大概いずれかの部署を経験しています。

選ばれることは大変光栄なのですが、例えば財政課については、「財政へ行けば家が建つ」と格言があるほどの激務部署であり、体調を崩す人も多く、希望する人はほぼいないといった状況になっています。(希望して行けるような部署でもありませんが)

AAランク(残業時間:800h/年)

障害福祉、高齢者福祉、児童福祉、国派遣

地方公務員の激務代表格、福祉部局の登場です。いずれも法改正が頻繁であり、流れが早い世界のため、常にバタバタしています。

福祉部局特有の辛さというと、予算です。福祉部局は大概、予算がありません。そのほとんどが、福祉サービス提供にかかる県負担分費用のような必要経費で占められます。そしてこれらの費用は膨張の一途を辿り、自治体財政圧迫の要因とされています。これらについては負担しないとう選択肢はないため、厳しい査定はありません。(できません。)

その一方で、政策的な事業は相当厳しく査定されるため、そういった事業の担当になると悲惨です。

また、福祉部局あるあるの一つで、 事業の予算はないけど、残業実績が豊富なのでわりと残業代はしっかり出る傾向があります。

その他、部署ではありませんが、大体どこの都道府県でも国(省庁)への出向制度があり、立候補制ですが将来が有望な若手が派遣されます。国と自治体の間を取り持つ立場になるため、高い調整能力が求められます。本省に行くことになるため、基本的に激務となります。

Aランク(残業時間:600h/年)

行政改革、港湾、道路、砂防、観光、スポーツイベント(オリンピック、ワールドカップなど)

主に土木系と観光、時限的なイベント担当課(五輪、W杯など)といった花形部署がこのランクです。

特にスポーツイベントのような事業を受け持つ部署では、イベント関連の仕事が土日に入ることも多く、また代休扱いだが実際は休めないといったブラック企業まがいのことも発生しています。

表に立つ仕事の裏方はハードな仕事で支えられているということですね。

土木系では、政治色が表に出てくることが多く、振り回されることがあります。これは市町村の話ですが、某政治家を応援しなかった地方自治体に対して国県から交付されるお金が大幅に削られるなど、子供のケンカに巻き込まれることがあります。

Bランク(残業時間:400h/年)

総務、監査、情報システム、法規、各局経理・各部経理、危機管理(防災)、都市計画、商工、経済振興、農林、県立大学派遣、県立病院派遣

このクラスについては、一般的な本庁のレベルといったところです。そこそこの仕事量で、適度に休みも取れるほどほどな環境です。

大体の本庁の部局が当てはまり、ボリュームゾーンとなります。

情報システムや経理などは、プロジェクトや予算の時期によってはデスマ状態となることもありますが、通年で激務ではありません。

Cランク(残業時間:200h/年)

税務、広報、秘書、県民生活、管財、水道、企業局、人事委員会、出先機関(土木、農林、福祉)

本庁の中でも比較的余裕がある部局、出先ではそこそこ仕事がある部局となっています。

Bランク以上はビジネスライクというか、常にピリピリした雰囲気がありますが、このクラス以下ではピリピリした雰囲気はあまりありません。どちらかと言えばマッタリとした雰囲気が流れています。

気づいた方も多いと思いますが、ルーティン系の業務を行う部局が増えてきます。

Dランク(残業ほぼなし)

議会事務局、健康指導、福利厚生、出納、会計、用度、収用委員会、労働委員会、出先機関全般(土木・農林・福祉は除く)

いわゆるオアシス。

毎日が定時退庁日。

そんな絵に描いたような公務員生活を送れるのがこれらの部局です。

議会事務局などは一見忙しそうですが、議会の質問に答えるのは担当課なので、通常はさほど忙しくありません。

会計、出納は年度末に少し繁忙期がきますが、それ以外は完全なルーティンであり、中には業務の一部を委託している自治体もあります。(旅費等の支給など)

番外編(SSクラス:1,500h/年)

疾病(難病)

これは数年前の話になりますが、難病認定の範囲が拡大、手帳受給者が大幅増となったことがありました。

しかし人員は限られているため既存職員にその負担がのしかかり、仕事はルーティンに近かったものの担当課は毎日深夜残業、土日も出勤となっていたことがありました。

今でもその部署は激務環境は続いているようですが、中にはこのように制度改正に振り回されることもあります。自分の時は当たらないことを祈るのみですね…

まとめ

Sランク(残業時間:1,000h/年)

→人事、財政、企画、疾病(難病)

AAランク(残業時間:800h/年)

→障害福祉、高齢者福祉、児童福祉、国派遣

Aランク(残業時間:600h/年)

→行政改革、港湾、道路、砂防、観光、スポーツイベント(オリンピック、ワールドカップなど)

Bランク(残業時間:400h/年)

→総務、監査、情報システム、法規、各局経理・各部経理、危機管理(防災)、都市計画、商工、経済振興、農林、県立大学派遣、県立病院派遣

Cランク(残業時間:200h/年)

→税務、広報、秘書、県民生活、水道、企業局、人事委員会、出先機関(土木、農林、福祉)

Dランク(残業ほぼなし)

→議会事務局、健康指導、福利厚生、出納、会計、収用委員会、労働委員会、出先機関全般(土木・農林・福祉は除く)

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