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お疲れ様です、軟派公務員です。

 

先日、下記の記事を書きました。

 

www.super-yakunin.com

 

激務部署のランキングということで、

 

  • エリートは財政課、人事課といったヒト・カネを扱う権限を持った部署に行く
  • いすれも激務部署
  • 出世の登竜門

 

といったお話をしているのですが、それでは、ランキング下位、出先や本庁の末端部署は出世とは縁のない、左遷コースなのでしょうか?現役公務員がお答えします。

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公務員における左遷f:id:sdo1208:20180623145650j:plain

公務員の場合はその性質上、追い出し部屋が存在しません。そんなことをすればそれこそ税金の無駄遣いだと叩かれるわけで、そんな部署を頭の良い人事課様が容認するわけがありません。

 

また、民間と異なり、明らかに能力が低くマイナスの存在でしかない職員がいたとしても、解雇することはできません。(参考:人事院HP懲戒処分の指針について)

 

公務員の身分保障は鉄壁です。不祥事を起こしたら一発退場だけど、仕事ができないからといってクビにする制度は事実上存在しないんですね。(減給、停職はありますが)

 

クビにできないから、仕事を与えなければいけない。けれど行政の仕事は住民の生活に関わるものばかり・・・。下手をすると行政の信頼に直結してしまう。

 

ですから、能力が低い職員は慎重に人事異動を行い、県民・市民からの信頼を損ねることがないようにしなければいけないのです。

 

当然、激務部署に置くわけにはいかないので、比較的閑散部署に配属がされます。

閑散部署=左遷部署?

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まず、断っておきますが、暇な部署=左遷部署ではありません。

 

また、出先ならば左遷ということもありません。若手はほぼ100%、出先を経験させられますし、特に広域な都道府県では、中堅であっても家庭の都合上、住居から近い出先勤務を選んでいる人もたくさんいます。

 

(じゃあ一体、どこが左遷部署なんだよ?)

 

そんな声が聞こえてきそうですが、私の考えでは、

 

「◯◯課」は左遷部署というものはない。しかし、各部署には「無能配置ポスト」が設置されている。

 

と認識しております。下記に具体例を示します。

中堅職員A(50代前半主査/女性)

私が新人の頃配属された出先機関では、実際そのような職員が隣にいました。新人とほぼ同じ仕事(2年目からは私の方が業務量は多かった)、業務内容は単純なルーティン、ついてに年休フル消化という状況であったにも関わらず、お給料は私の2倍。

 

許しがたいと思いましたよ、本当に。

 

データベースで調べてみると、その出先機関の中をグルグル回っているといった実態が明らかに。

 

能力がないとみなされると、楽なポストをグルグルと回される人事となる典型例でしたが、本庁や出先でも繁忙部署で頑張っている職員とベースの給料は大差ないですから、納得がいかないですよね。

若手職員B(20代後半/主事)

また、本庁時代の頃。私の同期で明らかに仕事ができない人がいました。

 

怒られているうちに、だんだんと吸収して成長していくのが通常の成長過程だと思いますが、彼の場合はそうはいきませんでした。

 

2年の間怒られ続け、なんの成果もないまま人事異動の時期を迎えたのです。

 

異動先は、出先機関のさらに出張所といった部署。

 

「そこ、どこ?」

 

と中堅職員も首をかしげるような名前でした。

 

調べてみると構成は課長+主事2名、あと委託職員4名。机の位置は課長さんと面と向かう配置というユニークな配置図。しかも窓口対応は委託職員さんになっていました。

 

そして彼は通常2年サイクルで異動するはずが、そこの部署にかれこれ3年置かれています。若手の異動サイクルは絶対的であるのに、それが適応されないということは、つまり動かしたくないということですので、これも若手ながらに左遷人事です。

 

ちなみに課長さんは人望もあり、能力も高いが娘さんがお年頃のため、断固として地元から出ないとのこと。やはり部署名で左遷と判断するのは尚早ということですね。

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まとめ

  • 公務員の場合は、解雇が容易でなく追い出し部屋も設置できないため、人事異動で行政経営に影響が少ないポストに置かれる。
  • そのような「無能ポスト」は各部署に点在しており、見た目上の判別は難しい。
  • 能力が低いと判断されると、若手でも左遷人事をされることがある。

 

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