公務員の転職を成功させる秘訣とは【人事の目線】
公務員を辞めたい人
公務員からの転職を成功させたい。どんな戦略で進めれば良いのだろう。

こんな疑問に答えていきます。

✔︎本記事の内容

・公務員の転職を成功させる秘訣

・公務員の転職で失敗する人

・転職活動のヒント

こんにちは、はやたです!

この記事を書いている僕ですが、「30代」「地方公務員(県庁)」「コロナ禍」という三重苦の中で内定を4つ獲得し、現在は中堅の民間企業でWebと人事の仕事をしています。

公務員から転職する際は「公務員で、しかも30代で転職なんてできるのか」と疑心暗鬼の中で転職活動をしていました。

結果的には完全に杞憂だったのですが、あくまでそれは実際に公務員を辞めたからこそできた体験です。

最近は自分の部下となる中途採用の仕事にも精力的に取り組んでおり、書類選考や面接官業務も行っています。

そこで今回の記事では、実際の転職経験と人事の視点を元に、公務員からの転職を成功させる秘訣を解説していきたいと思います。

公務員の転職を成功させる秘訣

まず、「公務員の成功した転職」の定義ですが、私は下記の通りだと考えています。

できるだけ現職(公務員)に近い労働条件で、かつ、将来性の高い業種へ転職すること

転職自体がゴールではなく、明るい未来が見える転職が目標ですね。

求人には幅広く応募する

応募する求人は「未経験OK」「経験年数1年」などに関わらず、興味がある求人には片っ端から応募すべきです。

「経験年数」で縛りをかけた求人票を出す採用担当の思考は下記の通り。

⑴. 絶対に条件を満たす経験者しか採らない。

⑵. 実務経験があれば理想だが、同程度の知識があれば未経験でも良い。

⑶. とりあえず何にも勉強してない未経験者の応募を減らしておきたい。

⑴.の思考で求人を出している場合はどうしようもないですが、スタッフレベルの求人であれば⑵⑶の考えであることは多いです。

はやた(筆者)
実際、私も経験年数2年、3年の求人に応募して内定、面接まで進んだこともあります。

今は求人を出す立場になりましたが、多くが経験浅いか未経験で、条件を満たす応募者はほとんど来ません。

なので表の基準として「経験年数〇年」と書きますが、実際は未経験者でも光るものがあればOK、と考えています。

このような企業に巡り合うために、「未経験OK」「経験年数1年」などに関わらず、幅広く応募すべきなのです。

転職市場データ

転職のカテゴリー比率(リクルートから引用)

上記の通り、実は転職市場において、異職種への転職は最大の多数派なのです。

※異職種転職とは、職種そのものを変えること。(例:営業職→経理職、事務職→ITエンジニア など)

はやた(筆者)
私の仕事は特に人気のWEB業界ですが、未経験者からの応募が7割~8割くらい。未経験者だがポテンシャル重視で採用したこともあります。

転職先には一切妥協しない

転職は1回で終わりではありません。

2回、3回と転職を繰り返すことでキャリアアップし、理想の仕事や高年収にたどり着けるのです。

特に大事なのは1回目の転職先でして、ここで妥協すると2回目以降の転職で浮上するのが難しくなります。

転職でやってはいけない思考

・未経験だからと低年収でオファーを受け入れる

・やりたいこととちょっと違うけど、内定もらえたから転職する

上記の考えは完全にNGです。

企業は現職の給料を参考に、転職後の給料を提示するため、スタートが低いとオファーされる年収も低いままとなってしまいます。

また、転職にはキャリアに筋が通っていることが重要なので、希望する内容と違う仕事に就いてしまうと、自分がいきたい方向と違う方向にキャリアが進み始めてしまいます。

もちろん、完璧な職場は存在しないのですが、自分の中で設定するボーダーラインを低くしすぎないことが、成功のポイントです。

≫≫関連記事:公務員からのおすすめ転職先を解説【2つある】

公務員の転職で失敗するケース

ベンチで頭を抱え込むサラリーマン

公務員からの転職で失敗する人は決まっておりまして、転職がゴールになってしまっている人です。

これはもう例外なく100%失敗しますね。

一般的な理由で辞める人

転職がゴールになってしまっている人は、民間に行けば救われると考えていることが多いです。

よくある転職理由としては下記の通り。

・残業が多い

・人間関係が嫌だ

これらの内容はどこの会社でもある話です。

むしろ中小企業だとワンフロアだったりして異動先もなく、公務員よりも閉鎖的な環境だったりします。

なので、こうした一般的な理由で悩んでいる場合は人事に言って異動をするか、どうしても耐えられなければ診断書をもらって休職することが最善のプランです。

3年後の未来を考えていない人

キャリアプランを具体的に考えられていない人は、3年後に転職で失敗していたことに気が付きます。

前述の通り、転職というのは2回、3回としていくものです。

次のキャリアをどうしようか考えていないと、2回目の転職でもまた「異職種転職しよう」となり、キャリアが再びリセットされます。

このような一貫性のないキャリアを歩んでしまうと、転職市場で悲惨な目に会います。

はやた(筆者)
基本的に直近のキャリアしか見られないので、1つ目の転職先で積んだ経験はムダになるということです。そのまま30代に突入したら、目も当てられません。

転職先でどんな経験を積んで、その先どんなキャリアアップをしていきたいのか。

きちんと考えられない人は、転職で成功できません。

≫≫関連記事:公務員からの転職で失敗するパターン【実際の転職者が解説】

転職活動のヒント

具体的に転職活動のアドバイスをしてみたいと思います。

採用目線で解説しますので、しっかり読んでくださいね!

書類の書き方 

大事なことを始めに言います。

・あなたの仕事にはさほど興味ありません(未経験だから)

・一番知りたいのは「未経験でも使えるのかどうか」です

記事の前半で言った通り、「未経験でも光る人がいれば採用したい」と考えている企業は一定数います。

なので異職種転職組について、今の仕事には興味はなく、今現在どんな知識を有し、勉強しているのかが知りたいのです。

なので職務要約や経歴はほどほどに、自分が応募職種に関して有する経験・知識を最大限記入する戦略が効果的です。

はやた(筆者)
私は活かせる経験をびっしり書いたことで、30代未経験でも3割以上の書類通過率でした。

採用担当は「自分が欲しいキーワードが入っているか」という目線で書類を見ますので、採用担当がどんな言葉を求めているか想像しながら職務経歴書を書くと良いですね!

≫≫note:【失敗しない】職務経歴書の書き方講座

面接での受け答え

面接では、あらゆる質問に対応できるように想定問答を作っておきましょう。

特に未経験者の場合、「転職動機」「学習内容」など、質問のパターンが決まっているので、事前に用意しておくかどうかで結果は変わります。

はやた(筆者)
黙り込むのは絶対NGなので、予想外の質問が来た場合の切り返し方も想定しておくとよいでしょう。

面接については私が実際に聞かれた質問+想定問答集をnoteでワンコイン販売しておりますので、よければ参考にしてみてくださいね。

情報収集

さて、最後は情報収集について。

今回の記事で解説した情報ですが、転職を経験した人や転職のプロ(キャリアカウンセラー)ならば、知っていて当たり前の話になります。

それだけ、転職者と企業側では情報量に乖離があるのです。

なので公務員からの転職を成功させるためには、1人で突っ走るのではなく、客観的に相談できる相手が必須だと考えています。

具体的な方法については、「【一人で悩むな】公務員の転職を相談する方法3選」にてまとめておりますので、よければ参考にどうぞ。

それでは、本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

≫≫関連記事:公務員から転職して後悔する人とは 【元県庁職員が語る】

≫≫関連記事:【実体験】30代でも公務員から転職できます

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