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お疲れ様です、軟派公務員です。

この記事を書いたのは12月上旬。私が公務員試験を受けようと思い、準備を始めたのもちょうどこのくらいの季節です。(大学年生の冬)「準備」と表現したのは、この頃はまだ勉強はろくに始めていなかったからです。

 

どんな試験を受ける必要があって、どんな科目を勉強しなければいけないのか。当時はガラケー主流でしたので、学校のPCや本屋で、情報収集していました。勉強を本格的に開始したのは期末テスト後なので、1月下旬からです。

 

公務員試験で一番早いものは、5月初旬から始まり、私は特別区に合格しました。ですので、3ヶ月強の期間で、筆記試験をパスしたことになります。

 

おそらく、この記事にたどり着いた方は、出遅れ感を感じている方が多いのではないでしょうか。公務員試験対策は時間との戦いです。当然ですが試験までの準備期間が長ければ長いほど、有利になります。しかし開始が遅いからといって、諦める必要はありません。逆境だからこそできること、割り切れることもたくさんあります。

 

本日は、私がどのようにして、3ヶ月という短い枠の中で筆記試験をパスするまでにいたったか、お話したいと思います。

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前提条件

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個人によって前提条件が大きく変わりますので、私の当時のスペックを、記しておきます。特に学部は重要です。公務員試験は、専門試験のウェイトが高く、法学系・経済系の比率が高いため、法学部又は経済学部が優位な立場にあります。逆にその他の学部の場合は、両学部出身者よりも多くの努力が必要になります。

  • 年齢:21(現役ストレート、受験で大学入学)
  • 学部:経済学部
  • 勉強方法:独学
  • 専門科目内訳:憲法、民法Ⅰ、Ⅱ、行政法、ミクロ経済、マクロ経済、政治学、行政学
  • 就職活動:なし(公務員試験一本)
  • 彼女:2人←ココ重要

正直なところ、法学部や経済学部の方の場合であれば、3ヶ月程度で公務員試験に受かることはさほど難しくないと思います。(特に法学部のアドバンテージは大きい)

 

しかし、文学部のような他文系学部の場合、すべての専門試験科目に対して一からのスタートです。また、内部進学生の場合は、大学受験をしていないので、基礎知識の部分が外部からの受験生と比べ不利となることは否めません。このように自分の置かれている環境を見つめ直すことも必要です。

勉強を始めるまで

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このステップが、一番大事です。初期の段階で、いかに綿密な計画をたてられるかが勝負です。この記事をお読みになっている方は、スタートで出遅れている方が多いと思います。その時点で、あなたはすでに、持ち時間では圧倒的ハンデを背負っていることになり、「量より質」で勝負する必要があります。

 

「量より質」といっても、なんてことはありません。要は、計画性をもって勉強しましょうということです。3ヶ月やそこらで合格するためには、予備校には頼らず独学で勉強せざるを得ません。ノウハウを持っている予備校生に追いつくためには、相応の準備が必要なのです。

 

私の場合は、12月半ば頃から書店に通い始め、冬休みに期末試験後の作業イメージを固めていました。なので、1ヶ月弱の間、構想を練っていたことになります。そしてその際は、以下の3点について入念に下調べを行いました。

 

この際、下記の書籍を参考にしました。

 

この「公務員試験受かる勉強法 落ちる勉強法」という書籍ですが、バカにならないです。例えば、ノートの取り方、マーカーの使い方。闇雲に書くだけ、塗るだけでは効率は上がりません。どのようにノートを取れば、記憶に定着しやすくなるかといった勉強法・記憶法が細かく書いてあります。

 

また、受験生が悩む参考書選びについても、比較的シビアに言及しています。これから勉強を始めようという方が、最初に当たる壁が参考書選びです。まだ何から手をつけたらいいのかわからないという方は一度手にとって見ることをオススメします。

 

ただし、結構著者の主観も入っているので、それが全てだと思い込まないでくださいね。あくまでも、選ぶのは自分です。

①試験日程の確認

公務員試験と一口にいっても、その種類は膨大です。

  • 国家総合、国家一般
  • 東京都特別区
  • 都道府県庁(政令市)
  • 市役所
  • 町役場 etc...

行政職でも試験日程はバラバラです。最も早い東京都庁・特別区は5月初旬ですが、C日程と呼ばれる市役所等は、9月頃に行われます。

 

そのため、どこを第一志望とするか、第二志望とするかで、戦略が変わります。私の場合は、東京都特別区の志望順位が高かったので、相当圧縮してやる必要がありました。

 

しかし冬から始める場合でも、C日程の市役所が第一志望ならばそこまで急ぐ必要はないでしょう。民間企業との併願も、十分に可能だと思います。

 

このように、自分がどこを第一志望とするかによって、準備期間が大幅に異なりますので、始めに確認することが必要です。

②必要な科目を知る

基本的に、公務員試験全体を通じて、出題される科目は同じです。しかしながら、すべて同一範囲ではなく、微妙に科目に差があります

憲法・民法Ⅰ・民法Ⅱ・ミクロ経済学・マクロ経済学は基本的にマストですが、その他の専門科目は、出題されない場合や、選択制の場合もあります。

 
【国家一般職の場合】

憲法、民法Ⅰ、民法Ⅱ、行政法、ミクロ経済学、マクロ経済学、政治学、行政学、 財政学、経営学、社会学、国際関係、心理学、 教育学、英語(基礎)、英語(一般)の16科目80題の中から8科目を選択し、計40題解答

【特別区の場合】
憲法、民法Ⅰ、民法Ⅱ、行政法、ミクロ経済学、マクロ経済学、政治学、行政学、財政学、経営学、社会学の11科目55題の中から、40題を回答

 

特別区が第一志望の場合は、最低限の8科目に特化して勉強するという戦略や、プラスアルファで数科目勉強し、保険をかけるという戦略が考えられます。

 

当方の場合は、第一志望の特別区が5月早々にあるため、8科目に限定し、都道府県等で必要になりそうな科目は後回しにするという戦略をとりました。

③参考書を選ぶ

ここまでで、あなたはいつ試験を受けるか、試験を受けるのに必要な科目がわかりました。最後のステップは、参考書選びです。

 

ネットではあの参考書はいい、この参考書は悪いだのウワサが飛び交ってますが、あまりアテにする必要はありません。参考書マニアみたいなのがたまにおりますが、無視してください。あなたの直感で選んでください

 

見てると気づくと思いますが、大体が大手予備校が出版しているものです。ですから、どの本でもそんなに差はありません。

 

ただ会社によって講義スタイルの文章であったり、目次や引用ページの記載方法が微妙に異なったりするので、個人的見解としては、全科目共通で同じ会社とした方がよいかと思います。

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軟派公務員の場合

私の場合は、下記のスケジュールで怒涛の追い上げを行い、3ヶ月強の準備期間で、特別区に合格しています。タイトでキツキツなスケジュール感になりますが、合格したことは事実です。時間がないと青ざめている方への励みになればと思います。

受験準備(12月中旬〜12月いっぱい)

ひたすら情報収集の時期です。

 

受験日程を考察し、必要な科目を精査。各科目の参考書、過去問題を眺め、得手不得手をイメージ。長いスパンで勉強が必要なもの、そうでないものに切り分けを行う。下記は参考にどうぞ。

 

【教養科目】
一般教養・・・思考パターンを身につけ、また問題への慣れも必要であるため、毎日数題ずつ行う(優先度 中)
一般知識・・・暗記科目であるため、直前期まで触れる必要はない(優先度 低)

【専門科目】
法律・経済系・・・知識ではなく理解力を問う問題になり、配点も高い分野であるため最優先して取り組む。(優先度 高)
行政学・政治学・・・暗記科目であるため、直前期まで触れる必要はないが、配点がそれなりにあるので、一般知識よりは早めに取り組む(優先度 中)
その他専門科目・・・暗記科目であり、選択制が多いため基本的に後回し(優先度 低)

 

もちろん卒業も大事なので期末試験に全力で取り組む。

勉強開始(インプット期間。1月上旬~1月下旬)

具体的に行っていた勉強方法です。

 

演習問題は教養科目のみで、知識分野には手をつけない。これは、記憶勝負の知識問題は、記憶が新しい後半にやった方がよいと考えられるため。

 

専門科目は、ひたすらテキストを読むことに没頭。最初は1週間程度かけじっくり読み込む。2回目は3日、4日で読破。3回目は1日、2日で読破と、徐々に速度をあげ、言葉に慣れさせる作戦。政治学・行政学以外のすべての科目を3週させた。問題集は一切やらない。

 

1日の勉強時間は6時間~8時間程度。バイトは週1程度でやっていた。あとデートも。

勉強中①(2月いっぱい)

この頃から、一般教養は午前中、午後は専門科目という風に、本番と同じ時間帯でわけることを始めました。

 

一般教養は、なおも演習を継続。時間はあまり意識せず、ゆっくりでもいいから正解にたどり着き、正解への考え方を身につけることを主眼とする。

 

専門科目は、演習問題を始めました。使っていた問題集は通称:スー過去)しかし、問題を見てもわかるわけがないので、テキストを片手に演習。わからなかったら即回答と解説をチェック。出題の意図、問題のパターンをひたすら頭に叩き込むことに専念しました。まずはスー過去を1週といったところで2月は終了です。

 

1日の勉強時間は8時間~10時間程度。バイトは週1程度。デートはバレンタインの時くらい。

②勉強中(3月いっぱい)

一般教養は引き続き演習問題を繰り返し。この頃からは時間を計測し、時間内でやりきることを意識し始め、間違えたところのみ復習しました。

 

一般知識の勉強も開始。正直なところ、高校生の範囲なので、箸休め程度にしかやっておりませんでした。(笑)

 

専門科目は、本番を意識し、演習を開始。選択肢の切り方を意識し、選択肢のクセをつかみ始めます。スー過去を1ヶ月間で2週しました。

 

1日の勉強時間は10時間程度で安定。バイトはやめざるを得ませんでした。デートはなし、彼女のうちで寝泊りはちょこちょこと、プライベートの時間をほぼカットして勉強しました。

 

余談ですがここで東日本大震災が発生し、えらい大変な思いをしました。

③ラストスパート(4月いっぱい)

一般教養はひたすら演習。本番を想定した時間配分で取り組み、時間配分を叩き込む。

一般知識はこの頃から本格的に頭に入れ始める。

 

専門科目は、ひたすらスー過去をやり直す。また、テキストを改めてイチから読み直し、知識をブラッシュアップさせる。

 

1日の勉強時間は12時間程度。図書館の開館から閉館まで居座る。デートはなし、彼女のうちで寝泊りするも1人夜中まで勉強する鋼のメンタルを発揮。

④論文対策ほか(5月上旬)

試験までの1週間強で、論文対策を行いました。まさに付け焼き刃といったところですが論文試験対策というものは、1週間程度で十分なのです。詳細はこちらの記事を参照していただければと思います。

 

なお、専門科目はこの1週間ですべての科目のスー過去を1週しました。

1日の勉強時間は13時間程度。

最後の悪あがき!

  

これは私が公務員試験の勉強を始めた際に購入した書籍です。

 

ふざけたタイトルですが、これがまたなかなかのクセモノ。要は選択肢の切り方とかを書いてあるのですが、振り返ってみると、以外に的を得ていることが多い。最後の悪あがきに、この本を読んでおくと、選択肢を絞りきれない時の選択方法として使うことができると思います。

 

とはいっても気休め程度なので、あまり本気にしなすぎないことをオススメします。

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おわりに

以上、駆け足ですが、私の経験をひたすらにつづってみました。見ていただいたとおり、本当に余裕のないスケジュール感でした。

 

特に最後の1週間で論文対策をし、専門試験の科目を1週するなど正気の沙汰ではなかったと思います。

 

しかし、その余裕の無さ、つまり必死さが、私が短期間で公務員試験をパスした最大の要因だと思っています。時間がある中では、科目を切り捨てることなど、安易にできないと思います。

 

当然、こういった短期決戦の手法が向かない方もいると思いますから、何が正解というのは、ないと思います。

 

今回の記事では、数か月程度で合格した人間もいることはいるが、相応の努力をしているのだということ、決して楽して受かっているわけではないということを、わかっていただければと思います。

 

また、期間が短く焦っている方も、やり方次第でどうにかなるという希望をもっていただければと思います。

 

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