公務員から民間企業へ転職した結果【余裕で通用する】
公務員から転職をしたい人
「公務員から民間へ転職したいけど、ちょっと怖い。公務員は民間でも通用するのかな。給料は下がるのかな。誰か教えてくださいな」

こんな疑問に答えていきます。

✔︎本記事の内容

  • 公務員が民間企業へ転職した結果
  • 民間企業に入って感じたこと
  • 公務員からの転職を成功させるコツ

こんにちは、はやたです!

この記事を書いている僕ですが、「30代」「地方公務員(県庁)」「コロナ禍」という三重苦の中で内定を4つ獲得し、現在は中規模の民間企業でWebの仕事をしています。

公務員から民間企業への転職は、実際の経験者がまだ少なくて怖いですよね。

そこで今回の記事では、公務員から民間企業へ転職した筆者の経験をもとに、転職後の仕事内容や給料、民間企業での働き方などを解説していきたいと思います!

公務員が民間企業へ転職した結果

繰り返しますが、私は公務員から民間企業へ30代(当時:31歳)で転職しました。

職種はWebマーケターで、当然ながら実務は未経験です。

30代・未経験・元公務員という逆境で転職したら悲惨な未来が想像されますが、実はそんなことありません。

実際の経験を事実そのままにお伝えしますね。

給料

転職後の年収ですが、下記の通り。

給料:月収37.5×12ヶ月=450万円

ボーナス:上記年収とは別。入社した次の期(夏入社なので冬から)から付与。金額は業績次第。

転職1年目の年収は450万+ボーナスです。業績連動ですが、まぁ年収500万に届くか届かないか、というラインだと思います。

若い会社なので、直前までボーナスの額がわからないというのはとても不思議な感覚ですね。

32歳の公務員なら年収500万程度が基本線になると思いますので、そんなに悪くない条件で転職ができたと思います。

これは私が個人で活動していたブログの実績が認められたので、経験者枠で採用されたことが大きな理由ですね。

公務員から民間企業へ転職する際は、セールスポイントをきちんと考えることがとても重要ですよ。

福利厚生は公務員の勝ち

給料はさほど下げずに転職できましたが、福利厚生のレベルはちょっと下がりました。

公務員時代にあって、今の会社でないものは下記の通り。

  • 社宅
  • 家賃手当
  • 資金貸付
  • 福利厚生代行サービス
  • 病気休暇などの特別休暇

逆にインフルの予防接種補助など、役所時代になかった福利厚生もありますが、額が小さいので・・・。

やはり福利厚生は、公務員時代の方が手厚かったです。

残業

残業は正直、かなり減りました。月10時間ちょっとという感じです。

Web担当者という職業柄もあるのでしょうが、仕事で関わる人間の数が圧倒的に少なくなるので、自分の仕事に集中できます。

役所時代はよく「照会もの」「部長が呼んでる」など、急な資料づくりや説明で日中潰れてしまい、夜間に自分の仕事を片付けるパターンが非常に多かったですが、今はそんなことはありません。

もちろん、急な仕事がゼロというわけではありませんよ。

とはいえ、今のところ20時以降まで残ったことは数回しかないレベルなので、肉体的にも精神的にも余裕を持って仕事ができています。

人間関係

人間関係は、今の民間企業の方がウェットな感じです。

おそらく、中小企業ではメンバーが固定化されているので、必然的に結びつきが強くなるのではと感じています。

ちなみに弊社は本社100人、店舗700人程度の規模で展開している会社です。(私がいるのは本社です。)

とは言っても、民間と公務員であまり大きな差はないですけどね。

ポンコツな人もいれば、バリバリ系もいますので、人間関係はさほど大きな差は感じていません。

民間企業に入って感じたこと

2021年5月に転職し、2021年11月現在で半年が経ちました。

この6ヶ月で官民の違いを肌で感じましたが、主な点は下記の3点です。

  • 仕事のスピードが早い
  • 役職に意味があまりない
  • 失敗を恐れない

仕事のスピードが早い

仕事のスピードは、やっぱり公務員より民間の方が早いです。

民間では公務員以上にスピードが重視されますので。

少し説明が難しいのですが、基本的に仕事は翌日に持ち越さない意識が強いです。

とは言っても怖がることはなくて、 個人的には県庁の福祉部署や東京オリパラ組織委員会への出向の方が時間に追われてました。

県庁なら本庁、霞ヶ関経験者なら全く問題ないレベルですね。

出先だけしか経験がない人だと、ちょっとハードかもしれません。

役職にあまり意味がない

「部長」「課長」などの役職ですが、民間では役職にとらわれずに仕事をしている印象です。

役職よりもその人の信頼感が重視されていて、20代でも社長へ意見することができる人もいます。

他にも象徴的だと思うのが、上長を役職名で呼ばずに「◯◯さん」と名前で呼びます。

社員のランク付けのために使われている感じですね。

「部長のところには課長、係長が絶対に出向く」みたいなこともないです。

最初は違和感もありましたが、フランクな職場は気楽でいいですよ。

失敗を恐れない

公務員と民間の最大の違いは、失敗の捉え方だと思います。

公務員:失敗は許されない。失敗したら責任者が責任を取る。

民間:挑戦しないことが失敗。失敗したら学びになって次に活かされる。

マジで上記の通りで、上司の口癖は「まずやってみたら」です。

最初はこの感覚の違いにちょっと苦しみました。

どうしても公務員は「失敗しないような無難な計画づくり」をしようとしますからね。

ダメだった時はその時考える、この精神は是非とも公務員にも持ってほしいなぁと思います。

転職で後悔しない方法

シンプルに考えてみましょう。

転職した本人から話を聞くのがベスト

GoogleやYouTubeに答えを聞いても、彼らは転職者が発信している内容を表示するわけです。

つまり、転職者と繋がることが、不安を取り除く最善の手段だと考えることができます。

転職後のことは転職者本人しかわかりません。

不安を払拭したいなら、転職した人から話を聞くことを模索すべきです。

SNSを使う

Twitterで転職者にDMで質問するといいですよ。

フォロワー1,000人前後の人なら、割とDM返してくれます。

Twitterで活動しているアカウント

私も転職活動をしている時、いろんな人にDM送って情報をもらってました。

特に目指している業界が被っている人だとベストですね!

Webサービスを活用して話を聞く

ダイレクトに転職者へ相談できればさらに効果的。

詳しい方法については、別記事で解説していますので、下記からどうぞ。

≫≫【一人で悩むな】公務員の転職を相談する方法3選

書類選考に関しての解説記事

面接に関しての解説記事

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