こんな疑問に答えていきます。
✔︎本記事の内容
- 筆記試験で落ちた場合
- 面接試験で落ちた場合
- 就活は試験後でも間に合うのか
こんにちは、はやたです!
この記事を書いている僕ですが、9年間公務員として勤めた後に転職した元県庁職員です。
転職前から公務員に関する情報発信をしてまして、公務員になりたい人、転職を考えている人に向けて発信を続けています。
公務員試験は倍率が5倍前後と、実に8割の人が受からない難関の試験です。
受からない人の方が多い公務員試験ですが、実際に不合格だったらどのように対処・準備すべきなのか考えている人は少数派だと思います。
そこで今回の記事では、公務員試験に落ちてしまった場合にどのような対応をすべきか、解説していきたいと思います。
筆記試験で落ちた場合
筆記試験で全滅してしまった場合ですが、浪人可能です。
なぜなら、筆記試験は1,000時間勉強すれば必ず合格できる試験だからです。
もう一度公務員試験に挑戦してみる価値はあるでしょう。
しかし、言い方を変えれば、不合格は単純にあなたの努力不足ということ。
今年と同じ勉強の仕方ではまた不合格になるので、勉強の方法は予備校の講師陣とよく相談して決めましょう。
≫≫関連記事:公務員試験合格に必要な勉強時間と進め方【元公務員が監修】
成績開示は必ずすべき
不合格だったとしても、忘れずに試験の成績開示は行いましょう。
現在地から合格ラインまでの距離を測ることができます。
もしかすると「たった数点の差で不合格」という厳しい現実を目にするかもしれませんが、裏を返せばあと一息だったということです。
もう1年頑張れば必ず試験に合格できますよ。
面接試験で落ちた場合
逆に面接試験が不合格(全滅)だった場合、残念ながら浪人すべきではありません。
大人しく就活しましょう。
浪人すべきでない理由
公務員の面接試験は民間と異なり、尖っている才能を見つけることが目的ではありません。
主に人柄を見ることが目的の試験になります。
そのため公務員試験の面接で落ちたということは、「公務員という職種に不適格な人物像である」と烙印を押されたということです。
それに加えて、面接はなぜダメだったのか検証ができないので、対策を立てるのが困難。
浪人しても努力が報われる可能性が低いので、諦めて就活に舵を切るべきです。
ポジティブに考えよう
公務員試験の面接で不合格だったとしても、考えようによっては「民間企業に向いている人材だとわかった」と捉えることができます。
実際その通りで、私の知り合いで公務員試験で全滅、浪人してもダメだった人がいたのですが、就活したらトントン拍子に進んで大企業へと就職することができていました。
結果を嘆いても何も変わらないので、未来志向でいきましょう。
就活は試験後でも間に合うのか
公務員試験が不合格だった場合でも、就活自体は間に合います。
先ほどお話しした通り、大企業に内定した人もいますからね。
すぐに行動すべき
成功例があると言っても、時間がないことは事実です。
しかも公務員試験の受験生は、就活のことがわからない場合が大半。
なので他人の力を借りましょう。
具体的には、就活のエージェントを使うと良いです。
民間は公務員試験と異なり書類選考のフローがある上、面接の回数も多いです。
試験後に自力で調べて対策を練るには時間が足りません。
おすすめ就活エージェント
おすすめするのは、下記の2社です。
なぜ上記の2社かというと、大手ではないから。
大手の就職エージェントは、黙っていても大量の学生が訪れます。
そんな中で、就活のピークを過ぎた頃に「公務員ダメだったので民間にしたいっす」みたいな人が来ても、相手にすると思いますか?
中堅のエージェントならば、丁寧に対応してもらえる可能性が高いので、中堅どころを活用するプランをおすすめします。
まとめ
記事のポイントをまとめます。
筆記試験で不合格→公務員試験浪人してもOK
面接試験で不合格→民間に切り替えるべき
面接試験でダメだったということは、公務員には不向きな人格だということ。裏を返せば民間企業に適性がある。
大手ではなく中堅のエージェントを使って就職活動を展開すべき
私が今いる会社では、「失敗したらダメなやり方の1つがわかったんだから、プラスだよね!」と社員が口を揃えて言っています。
公務員試験に落ちたら、自分は民間に向いていたことがわかったのだと、ポジティブに考えましょう。
もちろん、「どうしても公務員になりたい!」という人は浪人してもいいと思いますが、厳しいものだと理解はした上で臨んでくださいね。
それでは、今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。