【事務って何?】公務員の仕事内容を経験者がわかりやすく解説します
公務員になりたい人
公務員に興味あるけど、どんな仕事なのかな。具体的な仕事内容を知りたい。

こんな疑問に答えていきます。

✔︎本記事の内容

公務員の種類

事務職ってどんな仕事なの?

公務員になるためのヒント

こんにちは、はやたです!

この記事を書いている僕ですが、地方公務員として9年勤務したのに、現在は中堅の民間企業でWebの仕事をしています。

「公務員になりたい!」と思った時、まず気になるのはどんな仕事内容なのか、という話ですよね。

しかし、調べてみても公務員の仕事は「法律の制定」「地域振興」など、抽象的な内容しかわからないという人は多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、実際に9年間公務員として働いた経験を元に、公務員の具体的な仕事内容をわかりやすく解説したいと思います。

公務員の種類

公務員の人数は、国家公務員が約58.5万人、地方公務員が約280万人です。

当然、これだけの人数がいるわけなので職種が1つというわけではなく、複数の種類があります。

国家公務員

国家公務員の主な職種は、下記の通り。

【デスクワーク中心】
  • 国家公務員総合職
  • 国家公務員一般職
  • 国税専門官
  • 労働基準監督官
  • 裁判所事務官
  • 外務省専門職
【フィールドワーク中心】
  • 入国警備官
  • 刑務官
  • 自衛隊

など

国家公務員は地方公務員の半分ですが、主なものだけでもこれだけの職種があります。

ちなみに人数が多い組織は下記の通りでして、自衛隊と大きな省庁だけで7割を占めています。

<組織別の人数>

自衛隊:約227,400

国税庁:約54,800

国交省:約38,000

厚労省:約32,000

法務省:約42,400

引用元:一般職国家公務員在職状況統計表

引用元:防衛白書

地方公務員

地方公務員は人数は約280万人と多いですが、種類は国家公務員ほど複雑ではありません。

主なものは下記の通り。

【デスクワーク中心】
  • 都道府県庁職員
  • 市役所(町役場)職員
【フィールドワーク中心】
  • 教員
  • 警察官
  • 消防士

など

人数の内訳ですが、下記の通り教員と行政職員で全体の7割を占めています。

【デスクワーク中心】

教育部門:約106万人

一般行政部門:約93万人(県庁、市役所のこと)

警察部門:約29万人

消防部門:約16万人

公営企業:約35万人

引用元:総務省HP

事務職ってどんな仕事なの?

実際の仕事内容を考えた時、フィールドワーク中心である「自衛隊」「警察官」「教員」の仕事はすぐにイメージがつくと思います。

しかし一方で、デスクワーク中心である「事務(行政職)」について、イメージがつきづらいですよね。

はやた(筆者)
この記事にたどり着いた人は、そこを詳しく知りたいはず。

ここからは私が実際に働いて経験した仕事内容について、紹介していきます。

福祉部署の例

福祉部署に配属された職員は、下記の業務に従事します。

【デスクワーク中心】
  • 福祉サービスの申請受理~審査、支給の決定
  • 福祉サービスの年間計画の策定
  • 行政事務の指導(国が都道府県、都道府県が市町を指導)
  • 次年度予算の獲得
  • 地元の福祉関係者を集めての会議開催
  • 現場訪問
  • 福祉イベントの開催、参加(障害者・高齢者のスポーツ大会など)

自治体が大きくなればなるほど、担当者一人あたりの事務は細分化されます。

逆に小さい自治体では担当者の業務幅が広く、1人で障害福祉と高齢福祉の業務を掛け持ちすることもあります。

また、県や市区町村はただ福祉を提供しているだけでなく、年間の福祉サービスの提供量の計画を立てながら行政を行なっています。

はやた(筆者)
例えば、この地域ではこの福祉サービスが増える見込みだから、施設を立てておこう、ということを考えるのです。

お金がなければ施設を作ることも、福祉サービスの提供もできないので、予算を獲得するために役所内で予算ヒアリング、資料作成の対応をします。

税務部署の例

続いて税務部署の例です。こちらは想像しやすいかもしれませんね。

【デスクワーク中心】
  • 税金の課税
  • 滞納者への徴収業務
  • 税金の収納管理
  • 税務相談
  • 税に関するイベント参加

税金にもいろいろパターンがあるのですが、例えば車を持っていると毎年5月に「自動車税」が課税され、未納者に対して年末に一斉催告、年明けから差し押さえといったルーティンで業務が進められます。

他にも学校へ出向いて税務教室の開催や、地元スーパーでの啓発イベントなど、ちょっとしたイベント参加の業務もあります。

はやた(筆者)
税金に関する部署は公務員の仕事の中ではルーティン性が高いので、特に若手が集められる傾向がありますね。

行政の歳入の根幹をなす仕事なので、多くの職員が税務に関して何らかの経験を積むことになります。

国・都道府県・市区町村の違い

上位の行政機関になればなるほど、住民など対外的な対応が減っていきます。

【デスクワーク中心】

国:住民との関わりはほとんどない

都道府県:住民との関わりが少しある

市区町村:住民との関わりが多い

これはざっくりとしたイメージの話ですが、市区町村は住民(個人)への行政サービス対応が多く、都道府県は対法人向けに行政サービスを行なっていることが多いです。

国の場合だと個人への行政サービスは国税専門官など除きほぼなく、制度を作ること、法人や自治体への補助金支給が主な業務となります。

もちろん、都道府県にも住民と直接やりとりする部署もありますので、あくまで傾向としての話です。

人と接する仕事が好きなら市区町村、あまり好きじゃなければ都道府県か国を選択すれば、ミスマッチを防ぐことができますよ。

≫≫関連記事:市役所VS都道府県庁!どっちを選ぶ?

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公務員になるためのヒント

最後に、公務員になりたいあなたへアドバイスです。

公務員に向いている人

公務員に必要な素質は、下記の通り。

【デスクワーク中心】

根が真面目

お金に執着しない

公務員の仕事はミスが許されないものが多く、内容次第ではニュースになることもあります。

そのため、根が真面目なタイプでないと務まりません。

また、公務員は安定した生活ができる反面、派手な生活はできません。

普通に家を買って、車もを持って、家庭を持つことはできますが、豪華な家で、高級外車を買って・・・みたいな生活をしたいのならば、公務員以外の仕事にしましょう。

この辺りの詳細については、「公務員に向いている人ってどんな人?|元公務員がガチ考察」にて掘り上げていますので、よければ参考にどうぞ。

合否は勉強計画で決まる

公務員になるためには公務員試験へ合格する必要がありますが、最も大事なのは勉強の計画をきちんと立てることです。

公務員試験は5月~6月に筆記試験、7月~8月に面接が主流です。

これまでに逆算して、自分の勉強計画を立てておくことが必要です。

特に社会人の場合は時間がとりづらく、学生と比べてハンデを背負った状態となるため、より綿密なスケジュール管理が必要となります。

最後に、公務員試験に関する人気の記事を載せておきます。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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≫≫社会人から公務員になる手順【2パターンあり】

≫≫社会人が公務員試験を独学で進めるのは無謀です【不合格率アップ】

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