お疲れさまです、公務員大学 総長のはやたです。
受験生の皆様、そろそろ公務員試験本番ですね。試験本番は、いつもと環境が異なります。見知らぬ土地、周囲に知り合いはゼロで孤立・・・。
本当は合格する力はあるのに、実力を十分に発揮できずに不合格になってしまったら、悔やみきれませんよね。そのような事態を避けるため、試験当日は以下の3点について気をつけてください。
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1 普段と違うことをしない
できるだけいつもと同じ朝ご飯、睡眠・起床時間を心がけてください。スポーツの世界では「ルーティーン」と呼ばれますが、普段と同じ感覚に近づけることで、実力を発揮しやすくするためです。
例えば、あなたは普段午前0時に寝て、午前8時に起きるリズムで生活しているとします。しかし当日は午前6時半に起きなければ間に合わない。こうした場合に、前日に午後10時半に寝て、午前6時半に起きるということはやめた方が無難です。
人の身体は敏感です。ちょっとした変化にもすぐに反応してしまうため、急に腹痛が起きたり、頭が十分に働かなくなる可能性があります。特に試験直前・本番というのは無意識に身体が緊張しているため、身体の調子の変化がおきやすくなっています。
試験1週間前から当日と同じリズムでいることが重要です。
また、普段カフェインを摂らないのに当日にコーヒーを飲んだり、レッドブルを飲んだりすることも控えてください。慣れていないとトイレが急に近くなることや、お腹を下す可能性があります。
2 服装には細心の注意をはかる
公務員試験は、早いものでは5月初旬、遅いものでは9月末に実施するものがあります。当然、季節によって気温は変わります。5月の試験では、日によっては肌寒いかもしれませんし、たまたま夏日で強めに空調が入るかもしれません。特に夏場の試験では、会場の空調に気を配る必要があります。
たまたま自分の座席の場所が、空調が強くあたるところになるかもしれません。特に大きな会場の場合は空調を全館で行っている場合があり、コントロールができないことも考えられます。そのような事態に対処できるよう、着脱がしやすい上着を持参し、暑くても寒くても対応できるようにすべきです。
ちなみに、1次試験の服装は私服でOKです。というか、私服でないと浮きます。私は大学のスウェットで行ったので違う意味で浮いていましたが、、、
3 お昼ご飯はローカーボ(低糖質)で!
一見、ふざけたことを言っているように聞こえますが、大真面目です。
お医者さんではないので、詳しい説明はできませんが、
- 食事で摂ったブドウ糖により血糖値が上昇。
- 血糖値を下げるためにインスリンが分泌される。
- 食事で摂ったブドウ糖が多いと、インスリンが多量に分泌されるため、十分なブドウ糖が脳にいかなくなってしまう。
というのが、眠くなるメカニズムだそうです。ブドウ糖の元とは、糖質、つまり炭水化物のことです。そのため、お昼にコンビニで買ったおむすびをがっつり食べてしまうと、午後に強烈な眠気に襲われることになります。
私も彼女に教えられ糖質制限をたまに実践するのですが、1回の食事で炭水化物を30グラム以下に抑えると、眠気に襲われることは大幅に減少します。特に、試験本番は午前中に教養試験で頭をフル稼働させているため、疲労により眠気に襲われやすくなっているので、注意しましょう。
ちなみに、炭水化物30グラムというのは、おむすび1個です。(笑)
また、これは人によるのかもしれませんが、缶コーヒーはカフェインが入っているにしても、糖質がとても高いのでやめましょう。個人的にも効いている感じはありません。コーヒーを飲む場合は、ブラックにしなければ本末転倒です。(同様の理由からレッドブルはシュガーフリーにしましょう)
まとめ
公務員試験はいつもと異なる独特な雰囲気と環境のもと、行われます。そのため、できるだけ普段の実力を発揮できるよう、以下の点に気をつけましょう。
- 普段と違うことをしない。いつもと同じを心がける
- 暑くても寒くても対応できる服装にする
- 眠くならないように、食事の内容を考える