こんな疑問に答えていきます。
✔︎本記事の内容
公務員の人間関係は極めて良好
ネットで囁かれるデマ
結論:公務員独特の人間関係なんてない
こんにちは、はやたです!
この記事を書いている僕ですが、地方公務員として9年働いたのち転職し、現在は中堅の民間企業でWebの仕事をしています。
公務員時代には出向も経験しており、地元の県庁以外にも全国の公務員と関わる機会に恵まれていました。
そこで今回の記事では、公務員と民間の両方を知っている立場として、公務員の人間関係について解説したいと思います。
公務員の人間関係は極めて良好
いきなり結論ですが、公務員の人間関係は超ホワイトです。
変なしがらみ一切なし、とても素晴らしい人間関係でした。
他人のプライベートに干渉しない
公務員は比較的大人しめで、自分の世界を持っている人が多いので、他人のプライベートに立ち入ろうとしません。
- 上司からゴルフなどのお誘いはない
- 飲み会は年末年始、忘年会だけで普段は誘わない
特に上司から飲み会に誘われることはほとんどなかったですね。
もちろん、お酒が好きな上司もいることはいますが、誰でも誘うわけでなく、一部の酒好き同士でつるんでいる感じでした。
公務員は「いい人」が多い
公務員は総じて「いい人」が本当に多いです。
民間企業だと少しオラついた人や勢いの強い人がそれなりにいるのですが、公務員は総じて物腰が柔らかい人が多かったです。
もちろん、公務員にも一定数キャラの濃い人はいるのですが、割合としては圧倒的に少数派。
そのため人間関係で悩んでいる人は少なく、むしろ良好な環境だと言えます。
ネットで囁かれるデマ
Twitterや一部のネット記事では、デマが散見されます。
公務員を目指そうとしている人がデマを真に受けてしまい、公務員の人間関係に対してネガティブな印象を持たれたら本当に最悪です。
なので公務員の人間関係に関する主だったデマについて、自身の経験を踏まえて反論しておこうと思います。
デマ①:公務員の世界は閉鎖的
「公務員の世界は閉鎖的で、ドロドロしている」
「プライベートが筒抜け」
「変な噂がすぐに広まる」
公務員の世界で、上記のことがまん延していることはありません。
記事前半で申し上げたとおり、プライベートに干渉しない、いい意味でドライな人間関係です。
陰口や悪口が多いなんてこともありません。
民間企業の方が閉鎖的な件
世の中のほとんどの企業は、従業員が500人以下、つまり市役所よりも小規模です。
ワンフロアかツーフロアの会社がほとんどなのです。
公務員よりも中小企業の方がはるかに人間関係が狭く、ドロドロしてます。
そのため「公務員は閉鎖的」という意見について、私は誤っていると考えます。
デマ②:年功序列でポンコツ上司が大量にいる
これも根拠のないデマですね。
私は9年間、公務員として何十人もの上長の下で働きましたが、「マジでポンコツだな」と感じた上司は一人もおりませんでした。
むしろ会社員になった今の方が、「なんでこの人出世してるの?」という人が多いです。
もちろん、運悪く変な上司に当たってしまうことはあると思います。ですがそれは全体の中で見ればほんの一部であり、公務員全体で見た時の多数派ではありません。
学閥がある
学閥については、国家公務員総合職を除けば存在しません。
ただ、学閥ではありませんが、市役所や県庁のレベルでは、「地元高校OB・OG」くらいの単位で会が開かれることはあります。
さすがにこれを学閥とは言えないので、学閥については都市伝説だと言えるでしょう。
結論:公務員独特の人間関係なんてない
これまで話してきたとおり、公務員独特の人間関係というのはありません。
- 上司が無能
- 人間関係が閉鎖的
- プライベートに干渉してくる(誘いがある)
上記のような話は、民間企業でも当てはまります。
公務員の人間関係で悩んでいる人へ
もし、自身の職場が閉鎖的、上司が無能などの理由で公務員を辞めようとしている場合、民間に転職しようとしている場合、リスクは同じです。
なのでできれば異動するまで待つか、異動を人事に申し入れることがベターだと思います。
公務員から転職してみようかな、と考えている人向けには「公務員から民間企業へ転職した結果【余裕で通用する】」という記事が人気ですので、参考にどうぞ。
公務員になろうとしている人へ
公務員の人間関係は、ネット上で言われているほど悪いものではありません。
むしろ必要以上に他人へ干渉しない、今のライフスタイルと合った人間関係を作りやすいと思います。
派手な生活はできませんが、生きていく上で不自由はなく安定的な暮らしができるんので、公務員はいい仕事だと思いますよ。
公務員になった後の仕事内容やライフスタイルについては、「【9年の集大成】公務員生活のすべてを語るnote」にてまとめてありますので、よければ参考に見てみてください。