

こんにちは、みんな大好き公務員大学 総長のはやたです。
公務員試験受験生の皆様、勉強ご苦労様です。
公務員試験は範囲が膨大で、いくら勉強しても不安がぬぐえないですよね。
私も受験生時代、「いくら勉強しても追い付かない」と、強い焦燥感に駆られたことがあります。
ですが皆さん、先に結論を申し上げると、「不安を感じるのはいいこと」なのです。
不安を感じているということは、合格に指先がかかっている状態です。これは合格者の誰もが通る道です。
今回の記事では、公務員試験勉強で不安を抱える受験生の皆さんへ、不安を感じても大丈夫な理由と、不安との付き合い方についてお話したいと思います。
・不安という感情は悪い感情ではない
・大事なのは不安との「付き合い方」
1. 受験生なら不安を感じて当たり前
勉強をしている証拠
受験生の皆さん、公務員試験について具体的にどのような不安を感じていますか?
✅勉強していて、理解ができない分野があるから。
✅周りと比べて、理解が遅い・追い付いていないと感じるから。
etc...........
上述のように、「勉強の習熟度が十分でない」と感じることが、不安の主な原因ではないでしょうか。
でも、勉強の進捗が心配になることって、実はとってもよいことなんです。
なぜか?
勉強の進捗が不安だということは、きちんと計画性を持って勉強をしている、自分の苦手な部分を把握しているということの裏返しになるからです。
自分に足りないところに敏感に反応しているわけですから、決して悪いことではありません。むしろ、きちんと勉強をしている証拠なのです。
不安を感じない人はいない
不安を感じない人はいません。
一見余裕そうに見える人でも、本番はとっても緊張したりしているものです。
私の例で恐縮ですが、私はいわゆる「本番にとても強いキャラ」でした。
- 県内トップの高校に3ヶ月の勉強で現役合格
- 毎年進級ギリギリだったものの、部活引退後の追い上げでMARCH現役合格
- 大学3年生の春休みからのスタートで地方公務員試験現役合格
- 部活動は中高大ずっとスタメン、社会人クラブでもスタメン
これだけ見ると、本番にとても強くて、心臓も強い人間だと思うと思いますが、そんなことはありません。
ごっつい体をしているくせに、とっても肝っ玉は小さいです。試合前は相手が強く見えるタイプです。
大学受験の際はストレスでセンター試験前に帯状疱疹になりましたし、公務員試験は本番前にお腹が痛くなって大変でした。
本番が近づいてくるにつれて不安が大きくなり、勉強時間がどんどん多くなっていましたよ。
不安を感じないほうがおかしいんです。不安は感じて当たり前。
受験生の多くが不安を感じていますから、自信を失わないようにしてください。
2. 不安とうまく付き合うことが大切
不安は誰でも感じるモノ。
大事なのは、不安との付き合い方です。正しく自分の感情と向き合うことで、受験勉強をより効率的に進めていくことができます。
不安は「正」の感情
「不安」という言葉からは、「負」の感情をイメージすると思います。
しかし、私は不安はネガティブなものだと思いません。
むしろ、ポジティブなものだと考えています。
「勉強の進捗が不安だ」という気持ちは、感情としてはネガティブかもしれません。しかし、その不安が原動力となり、「もっと勉強しなきゃ」「わからないから先生に個別質問しよう」という行動につながっていきます。

このように不安を感じにくい人は、本当に勉強を止めちゃいますので必ず落ちます。
私は「勉強に不安を覚える人」というのは、合格者の資質がある人だと考えています。
大事なことは、うまく自分の感情と向き合うことです。
不安な気持ちに押しつぶされず、起爆剤にして勉強を加速、計画も深度化を深めていくことが、不安な感情との上手な付き合い方です。
リフレッシュも重要
「不安な気持ちを起爆剤にしましょう」と言っても、そんな簡単ではありませんよね。

時にはこんな場合もあるでしょう。
そうなった時は、簡単です。勉強やめちゃいましょう。
といっても「停止」じゃあないですよ、「一時停止」です。
・交際相手がいるなら、デートしましょう。
・美味しい食べ物を食べたり、仲間と飲みに行きましょう。
感情との付き合いは大人になっても大事なことです。
忙しい時ほど、リフレッシュのために休暇を取ったりするもんなんですよ。
休みを取って、休暇明けから120%でエンジンスタートすればいいんです。
1日や2日休みを取ったくらいで公務員試験の合否は変わりません。数日の休みで、数か月のモチベーションが強くなるのならば、安いものです。
積極的に、リフレッシュして、勉強に臨みましょう!
3. まとめ
- 公務員試験の勉強をしていて、不安に感じることは当たり前。
- 不安を感じるということは、「勉強計画に遅れが出ている」「勉強の習熟度が低い」など、危機意識を持てていること。きちんと勉強していることの証でもある。
- 誰でも不安を感じたり、緊張するもの。一見メンタルが強靭そうな人でも、不安は感じている。
- 不安な気持ちと上手に付き合い、コントロールしていくことが肝。時にはリフレッシュすることも大切。