
こんにちは、はやたです!
この記事を書いている僕ですが、業務未経験からプログラミングスクールを卒業し、現在は中堅の民間企業でWebの仕事をしています。
いつの間にかプログラミングブームが起き、プログラミングスクールの数も増え続け、完全に乱立状態となっています。
そこで今回の記事では、プログラミングスクールの卒業経験を元に、ニーズ別に絞ったオススメ3校について解説をしていきたいと思います。
※卒業したスクールを贔屓するような内容は一切含まれておりません。
この記事の目次
プログラミングスクールに通うべき理由
そもそも論の話として、エンジニアやWebマーケターを目指す人はプログラミングスクールには通うべきです。
時間がもったいない
エンジニアやWebマーケターとして就職するには、いわゆる「ポートフォリオ(自分の作品)」の提出が求められます。
ポートフォリオを作る段階になると、市販教材やネット記事通りに作業していても解決できない「エラー」に多数遭遇します。
初心者の段階だと、ぶつかるエラーが「自分の側の問題か」「どこかのバグなのか」などの判断ができず、1つのエラーで数日どん詰まりということもあります。
ほとんどの方は仕事をしながら学習すると思いますので、講師から適切なアドバイスを得て解決できる環境の方が好ましいことは明らかです。
プログラミングスクールの講師も、簡単なものは「まず自分で調べましょう」「この記事は見ましたか?」というスタンスなので、頼りすぎはダメですよ。
社会人は時間が限られていますので、時間を有効に使いましょう。
転職サポートがある
もう1つ、プログラミングスクールをおすすめする理由は、転職サポートがついていることです。
スクールによりけりですが、概ね下記の内容ですね。
- エンジニアのカウンセリング
- 書類選考対策
- 面接対策
- 求人紹介
特に書類や面接の対策をしてくれるかどうかは重要です。
転職サポートではなく「転職支援コース」を設けているプログラミングスクールも多いですが、その点は後述します。
【ニーズ別】おすすめプログラミングスクール3選
私のおすすめは下記の3社です。
- 侍エンジニア:じっくり学習したい人向け
- テックキャンプ :すぐに転職したい人向け
- テックアカデミー:コストを抑えたい人向け
それぞれのプログラミングスクールのおすすめポイントを見ていきましょう
じっくり学習したい人:侍エンジニア
侍エンジニアの主力コースである「エキスパートコース」の特徴ですが、下記の通り。
- 最低受講期間が12週間からと長め。
- オーダーメイドのカリキュラム
- 転職サポートが豊富
テックキャンプやテックアカデミー、その他のスクールとの決定的な違いは、カリキュラムの自由度が高いことです。
通常はスクールが決めたカリキュラムに則り、授業を進めていきますが、侍エンジニアの場合は受講生の進捗とレベルに合ってカリキュラムを組みます。
私の場合は受講前から基礎がほぼできていたので、12週間のプランのうちほとんどはポートフォリオ作成を手伝ってもらいました。
決められた内容を淡々と学ぶより、ポートフォリオの作成を通じてじっくりと学習を進めたい方にはおすすめです。
対面で授業を受けたい人:テックキャンプ
2021年5月現在、テックキャンプは対面授業を再開しています。もちろん、マスク必着や消毒などの感染対策も行なっております。
コロナ禍の今では、ほぼ全てのプログラミングスクールはオンライン形式になっており、対面での授業ができる貴重なスクールです。
講師への質問はもちろん、同期生との関わりを持てることが、テックキャンプ最大の強みでしょう。
授業自体はオンラインでもそこまで差し支えないと思うのですが、周りに仲間がいないことは本当に辛かったです。
特に周りに人がいた方が頑張れるタイプの人は、テックキャンプを強くおすすめします。
コスト重視:テックアカデミー
値段を重視するなら、テックアカデミー一択です。
侍エンジニア、テックキャンプの主力コースで比較してみましょう。
- 侍エンジニア:「エキスパートコース12週間」498,000円
- テックキャンプ :「通学プラン10週間」767,800円
- テックアカデミー:「Webアプリケーションコース12週間」284,900円
各スクールでコース内容が異なるため、一概に比較はできませんが、それでもこの価格差は大きいですよね。
もちろん、転職サポートが少ない点やカリキュラムの柔軟性が低い点など、デメリットもありますが、できるだけコストを抑えたい人はテックアカデミーがおすすめですね。
プログラミングスクールの疑問に答えます
プログラミングスクールについてよくある質問に答えます。
独学でも転職できるんじゃないの?
これはマジで無理です。
テックキャンプがわかりやすい例で、エンジニアとしての入り口に立てるまで、最短最速のカリキュラムで600時間だと言っているわけですからね。
プロではない凡人が1からコツコツとやっていたら倍の時間がかかることは想像できるでしょう。
毎日定時で仕事も楽で疲れなくて、1日3時間くらい余裕で勉強できる時間があるという人でなければ、独学はおすすめしません。
転職支援コースってどうなの?
結論としては、おすすめしません。
ビジネスモデル自体に問題があるからです。
受講料無料の転職支援コースのビジネスモデルは、転職者の年収の3割程度を、転職先からもらうというものです。
安くても300万円の年収とすれば、1人あたり100万の単価ですね。
つまり、「どこに転職するか」よりも「転職してもらうこと」が優先されることは明らかです。
転職支援コース自体は否定しません。中には自社開発企業に転職できることもあるでしょう。(非常に稀だと思いますが)
しかしながら、斡旋先の会社の多くは比較的入社しやすいSES系であることは事実ですし、ビジネスモデルとしても比較的入社難易度が低い会社へ斡旋する形だということから、私は転職支援コースはおすすめしません。
無料体験とかはないの?
今回ご紹介した3社はいずれも無料体験をすることができます。
会社によって体験内容が分かれておりまして、具体的には下記の通り。
侍エンジニア:無料カウンセリング60分。業界のトレンドや学習プランのアドバイスを行なってくれます。
テックキャンプ :無料カウンセリングあり。14日間以内の退会なら全額返金制度あり。
テックアカデミー:申込みより1週間の間、オンライン教材・メンターによるサポート等の学習システムを無料で体験可能。
無料体験の内容が手厚いのはテックアカデミーですね。テックアカデミーは返金制度がないので、無料体験受講は必須です。
まとめ
プログラミングスクールは年々数が増え、しかも値上げ傾向にあります。
これだけ数が増えてくると、本当にユーザーは頭を抱えると思いますが、シンプルに考えればいいと思いますよ。
要は息が長い会社はそれなりにしっかりしているということです。
今回取り上げた3社は賛否両論もある会社ですが、いずれもプログラミングスクールのパイオニアですので、そう言った意味でも安心しておすすめできるスクールです。(侍エンジニアは6年、テックキャンプは9年、テックアカデミーは12年の老舗です)
最後に、各スクールのリンクを貼っておきます。
皆さんがエンジニアの仕事に就けることを願っております!