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お疲れ様です、軟派公務員です。

 

公務員もサラリーマンも、悩みは同じ。

 

仕事をやっていく上で

  • 人間関係
  • 仕事内容
  • 給与体系

これらの悩みは尽きることはありません。

 

この記事にたどり着いた方は、おそらく公務員の方で、退職を検討されている方かと存じます。

 

実際、筆者は7年目の職員ですが、入庁してから何度も退職を考えました。

 

しかし、結論としては退職をせず、公務員を続けています。(現在は民間へ出向中)

 

当記事を執筆する際に、諸々の記事を参照させていただきましたが、そのほとんどが実際に公務員を退職をした方で、退職を推奨するものでした。

 

しかし、当記事はその真逆、公務員を辞めないでよかったという記事になります。1つくらい、そんな記事もあってよいのではと思い、執筆をさせていただきました。

 

大前提として、退職をされた方は退職をしたことによるバイアスが、当方は逆のバイアスがかかっています。そういった考え方の違いを理解したうえで、ご自分の進退について決めていただければと存じます。

 

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退職を本気で考えたことは、7年間で3回

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筆者は本記事執筆時点(2018.12.24)で7年目の県庁職員です。

 

経歴としては、出先→本庁→県立施設へ出向→民間へ出向(今ココ)です。

 

今は変わったようですが、たくさんの経験を若いうちに、という当時の知事の考えで、7年間で4つも配属先が変わっています。これは、当方だけでなくほかの同期も同様でした。

 

そんな私ですが、1年目、2年目、3年目の頃、それぞれ1回ずつ、本気で退職を検討した時期があります。すべて異なる理由からです。

 

現在は独立志向ではありながら、まだ退職にまで舵を切るつもりはありません。それはそれで、大きなリスクだと考えます。

1年目:仕事内容が暇すぎた(仕事内容の悩み)

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今思うと、ぜいたくな悩みだったと思います。

 

当時私が新規採用された所属は、県内でもピカイチの暇さを誇る部署でした。

 

都道府県職員の方はよく理解されているかと思いますが、県は広いので、必ず田舎の地域を担当する総合庁舎が出先機関として設置されています。その庁舎は高確率で若手の登竜門として存在しており、私もその洗礼を受けたわけです。

 

朝8時30分から勤務開始ですが、10時過ぎには仕事がないなんてこともザラでした。

 

最初の1か月くらいは研修も多く、まだ覚えることも多かったのですが、GW明けくらいからもう暇で暇で仕方がなく、かといって有給を使っても田舎なので時間だけを持て余すという環境でした。

 

ボーっとしているだけでは何のスキルも身につかないため、時間がいたずらに過ぎていくことに焦りを感じ始め、退職を考えました。

 

しかし、この時は「今やめても、自分には何の市場価値もない」という思いから、公務員を継続することにしました。

2つ目:モラルの低い職員がいた(人間関係の悩み)

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2年目の頃は、人間関係に悩み退職を考えました。

 

正直、職場での悩みで最も面倒なのがこの「人間関係」だと思います。

 

仕事内容や給与関係は自分の世界の話ですが、こればっかりは外野が絡んでくるので非常に厄介です。

 

当時私が配属されていた部署(1年目と同じ田舎の暇な部署)では、自分ともう一人主査の職員とペアを組んで仕事をしていました。

 

田舎の庁舎にいる職員は、基本的に以下の3つの理由で配属がされています。

  1. 若手職員(特に独身)
  2. ポストの都合で数年間置かざるを得ない中堅職員
  3. 置き場がない職員

1は我々のような職員なので、わかりやすい。

 

2については、当然田舎の出先でも係長職、課長職というのはなければ困るので、まだ単身赴任していない職員や、地元出身の中堅職員に声をかけるパターンです。

 

タチが悪いのが3のケース。要はハズレ職員です。本庁ではとても仕事ができず、かといって出先で忙しい部署にも置けない。となると、業務量が少なく、周囲の目が届きやすいところへ置くしかないのです。

 

大して仕事もしないのに人の仕事にケチをつけたり、休みに難癖つけたりと、モラルの低い職員がペアであったため、ストレスが溜まっていました。

 

何より納得がいかなかったことが、2年目になった際は私とペアの職員の業務内容を変更したのです。どういうことかというと、主事が去年までの主査の仕事を行い、主査が新人の主事の仕事をしているのです。

 

なのに、給与の差は2倍。

 

こんなバカな話はありません。

 

一生懸命仕事している若手の給料が20万そこそこで、呼吸しているだけの主査は40万ですよ?信じられますか?

 

この職員とはひと悶着あったのですが、当時は2年間で異動が決まっていましたから、「あと1年」と自分に言い聞かせ、耐え忍びました。

3つ目:激務すぎた(仕事関係の悩み)

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 3回目の退職を考えたときは、仕事が激務で体を壊しかけた時です。

 

 当時私は3年目の職員で、本庁へと配属になりました。

 

配属先は、本庁でも激務で「不夜城」と呼ばれている福祉系の課。

 

当時の自分は残業の申請すらわかっていないような状況でしたから、当然仕事のスピード感についていけず、周囲からサポートされながらなんとか業務をこなしている状況でした。

 

オフピーク時ですらそのような状況であったため、ピーク時にきちんとした仕事ができるわけもなく、からも叱られる日々が続き、次第に心が疲れはじめ、身体にも影響が出始めてました

 

しかし結果的に、仕事を辞めなかったことで成長できました。

 

明らかに自分の仕事のやり方に問題があることはわかっていましたから、周囲が言っていることを真摯に受け止め、全力を出し尽くしてそれでもダメだったら辞めようと思い、必死に先輩方のやり方を真似することに努めました。

 

1年間耐え忍んだ結果、成果が出始め、1年前は押しつぶされていた業務を難なくこなせるようになったばかりでなく、周囲のサポートまで行えるまでに成長をすることができました。

 

 結果として、自分は仕事ができないのではなく、やり方がわかっていなかっただけであった、ということがわかるよい例でした。今の自分があるのは、この時期を乗り越えたからだと確信しています。

 

その成長ぶりが認められたのかわかりませんが、現在では出向を重ねて現在では超巨大な国家プロジェクトを担う民間企業へと出向までさせてもらっています。

 公務員を辞めることで失うもの

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公務員を辞めるか悩んでいる方は、辞めるか辞めないかの選択を取ることで失うもの、享受するリスクを天秤にかけなければなりません。

 

公務員を辞めるということは、安定した給与収入を放棄することです。

 

 

公務員は、良くも悪くもそこそこの生活を送ることができます。

 

暇な部署ならば楽な仕事でも給料が支払われ、有給もフル消化可能。多忙な部署ならば残業代はキッチリ出るのでお金には困らない。ローンなども組みやすいですよね。

 

IoTの進化で事務職は減るだのなんだのといった論調もありますが、公務員の仕事は対人が基本なのと、そもそもそんな簡単な仕事ではありませんので、こうしたイノベーションの影響も受けづらいです。(そもそも人が余り気味なら新規採用を絞るので、一度採用されちゃえば安泰なのです)

 

このような『中の中〜中の上』くらいの、しかも保障された生活を放棄することが、真に意味のあるものかどうか、きちんと判断する必要があります。

 

また、公務員は面接を受ければ就職できる組織でもありません。

 

新卒で入った方は、半年間以上の努力を無駄な時間として切り捨てることになります。

 

自分に合う、合わないという視点に加え、自分が注いだ時間の対価という観点も必要だと思います。

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公務員を辞めることで得られるもの

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一方、公務員を辞めることで得られることもあります。

 

先ほど、公務員を辞めることは約束された安定的生活を放棄することだと述べました。

 

では一体、公務員を辞めることでどんなメリットを享受できるのでしょうか。

 

公務員を辞めなないことで、安定した生活を送ることができます。

 

これは裏を返すと、安定したそこそこの生活しか送ることができないということです。

 

公務員の世界は年功序列ですが、同規模の企業と比べると上下の差が小さいことが特色です。また、部長職になれば1千万プレーヤーになりますが、それを大きく上回ることはキャリアのトップ官僚を除き、叶うことはありません。

 

 

公務員である限り、六本木ヒルズには住めません。

 

 

でも、公務員を辞めた場合は、無限の可能性が広がります。

 

事業を始めて成功するかもしれません。

大企業へ転職が決まり、隠れた才能が開花するかもしれません。

 

もちろん、可能性の話です。公務員はなんだかんだ、マシな環境がそろっていると思います。常識的に考えれば、公務員時代よりも待遇が下がる可能性のほうが高いでしょう。

 

しかしながら、「安定的な生活」という殻を破ることができます。

 

また、辞める原因はさまざまだと思いますが、そういった精神的ストレスからも解放され、人生をリスタートさせることができます。 

まとめ

  • 公務員は、安定しており、日本で暮らすうえでは特段の不自由を感じることなく生きていくことができる職業である。
  • 公務員を辞めるということは、その権利を放棄することになる。
  • 一方、昇格しても天井が低いのが公務員の特徴である。
  • 公務員を辞めることで、「安定」という殻を破ることができ、可能性を広げることができる。
  • しかしそれはあくまで可能性の話であり、転落していくことも想定される。
  • これらの事情を勘案し、それでも辞めるべきだと思えば辞めればよいし、まだ尚早だと感じたら辞めなければよい。試験合格のために半年間の時間をつぎこんで公務員になっているのだから、一時の感覚で行動はすべきでない。
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