おつかれさまです、公務員大学 総長のはやたです。
少し考えが古いかもしれませんが、男性にとって、腕時計は車と同じで自分のステータスを示す一つの指標ですよね。
もちろん、多様性の時代ですから、腕時計に何ら興味を持っていない人が多いことも理解しています。
しかし3万円の時計よりも、数十万円の時計を身に付けている時の方が、自分に自信を持って歩けますよね。それに、老舗百貨店に行って店員さんに話しかけられても物怖じしません笑。
そこで、今回はなかなか語られることのない?公務員の腕時計事情について、ご説明したいお思います。
基本は自由
地方公務員の腕時計事情ですが、ズバリ基本は自由です。
少なくとも県庁に限った話で言えば、腕時計について上司や県民から何か言われたことはありせんし、誰かが言っているのを見たこともありません。
年代や人によっても様々で、ロレックスを付けている幹部もいれば、同じ幹部でもGショックの人もいます。
ちなみに私は、入庁時からオメガのスピードマスターco-axialをつけています。
え?自慢に見える?自慢してますけど?(笑)。
これは就職祝いに両親から買ってもらったもので、今でも大事につかっています。若手の間で羨ましがられたことはあれど、それ以外に何か言われたことはありません。
基本的に公務員の世界は他人にとやかく言わないことが暗黙の了解であるので、少なくとも身内から何か言われることはありません。
ただ滞納整理・生活保護に関わる場合は、変なクレーマーがケチをつけてくるかもしれないので、気をつけた方が良いかもしれません。(大切な時計に傷をつけられたら、それこそたまりません!)
20代に多い腕時計
20代は給与も低く、また比較的服装もカジュアルなことが多いため、ファッション系ブランドの腕時計が多いです。
肌感覚ですが、
- ポール・スミス
- エンポーリオ・アルマーニ
- ディーゼル
- フォリフォリ(女性)
あたりが多いと思います。
中には、数十万以上の高級腕時計をつける人もいますが、オメガやタグ・ホイヤーのようなスポーティなものを好む人が多いと思います。
個人的には、アルマーニのクロノグラフが安くて見栄えもよいと思います。安っぽい感じもしませんし、普段使いに加えてデートの時もワンポイントとして使用できると思います。スタンダードなシルバー、クールにブラックでキメるのもいいと思います。
30代に多い腕時計
30代になると、主任・主査クラスとなり公の場に出ることも増えるためか、ビジネスライクな腕時計をつける人が増えます。
- セイコー
- ロンジン
- ティソ(TISOOT)
- ハミルトン
価格帯は数万円のものから十万円を超えるものまで様々ですが、総じて派手さを抑えた、控えめなものが多いです。
腕時計が好きな人は上記の時計をセカンドにして、数十万の高級腕時計をつける人も出始めます。
正統派な腕時計を選ぶなら、やはりセイコーでしょうか。20代にも人気なプロスペックス、プレサージュがオススメです。スポーティな個性を出したいのならば、アストロンもイイですね、少しお高いですが・・・やはりかっこいいです!
40代以降に多い腕時計
40代以降はこだわりがある人、ない人の差がハッキリと分かれます。
- Gショック
- シチズン
- グランドセイコー
- オメガ
- ロレックス
- 身につけない
部局長でもGショックをつけている人、案外多いです。ただ40代を超えると高級志向のランクが上がるため、ロレックスを付けてる人も結構います。
また、意外かもしれませんが身につけていない層も結構います。少なくとも若手よりは確実に多く、特に土木のようにフィールドワークが多い職種では時計をつけない人が多いように感じました。
Gショック、否定的な人もいますが、イイ時計だと思います。
でもやっぱり、ダンディなオジサマがビシッとしたスーツにグランドセイコーなど身に着けていると、様になると思います!
好きなものを身に着ければよい
ついつい他人の目が気になってしまう日本人ですが、他人の目を気にしていたらキリがありません。
「公務員だから」なんて考えないで、基本は自分が好きなものを身に着ければよいと思います。自分のお給料で何を買おうが、自分の勝手ですから。
ただ、TPOはわきまえる必要はあります。滞納整理で滞納者を訪問する際などには(自己防衛の意味でも)高級腕時計は身に着けない方がよいとは思います。
傷つけられても滞納者じゃ弁償なんて期待できないと思いますし...
公務員は、職種が幅広くあります。フィールドワークが多い土木系ならば、カジュアルな時計でよいと思いますし、秘書課ならばきちんとフォーマルな時計を身に着けるべきでしょう。
ただ、それを気にしすぎても仕方がないので、自分が欲しいと思ったものを、好きな時に身に着ければよいと思います。
まとめ
- 公務員の腕時計事情は、基本は自由だが、住民に近い部署だとクレーマーに引っかかる可能性がある。
- 20代では、ファッション系ブランドの腕時計が多い。主な価格帯は3万円〜5万円。
- 30代では、渋めなビジネス系の腕時計が多い。主な価格帯は10万前後。
- 40代以降は、こだわる人か、そうでないかの差が大きい。1万円のデジタル時計から100万近いロレックスまで、幅広。
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