新年会、送別会、歓迎会、暑気払い…
日本人は飲み会が大好きです笑
私は元々お酒は強くはありませんが、大学時代に鍛えられたこともあり、飲み会には積極的に参加しています。
でも、お酒を好きな方ばかりではありませんよね。また、お酒を毎日飲めば強くなるわけではありません。体質的にも、全くお酒が飲めない人も数多くいらっしゃいます。
特に新しく公務員になる方、なろうとしている方にとって、仕事とプライベートのバランスという観点から重要な点なのではと思います。
本日は、そんな地方公務員の飲み会事情について、お答えしようと思います。
公務員の飲み会の頻度
好きな人はよく飲みに行き、そうでない人はほぼゼロ
基本的に、飲み会については自由意志が尊重されます。
酒好きな人は酒好き同士で毎週のように飲みに行きますし、そうでない人は通年でゼロ(定例的な飲みを除いて)といった構図が自然と形成されます。
公務員の方々は、良くも悪くも個人間の結びつきが強くないため、プライベートに首を突っ込んでくることはほとんどありません。
みたいな展開はほぼありません。というか、あったらパワハラ認定間違い無いです。
よくいえば個人の時間を重視する、悪く言えばドライなのが公務員の世界観なので、飲み会が得意でない方にとっては、良い環境かもしれません。
私個人の感覚では、下手に連れ回されることで自分の時間が確保できなくなったり、妻との関係悪化といったことは絶対に嫌なので、今の環境はすごくありがたいと思っています。
一応、強制参加の飲み会もある(年数回)
一年の間に数回、全員参加が前提となっている飲み会もあります。もちろん、これも都合が悪ければ参加する必要はありません。
- 歓迎会(4月)
- 暑気払い(7月〜8月)
- 忘年会(12月)
- 送別会(3月)
これらについては、部局全体でやることが多く、かなり大規模な会になります。
上の人に顔を覚えてもらったり、普段関わらない課の人と話したり、また労をねぎらう貴重な機会ですので、出席率はほぼ100%です。普段お酒を飲まない方でも、同僚との貴重なコミュニケーションの場なので、これくらいは出ておいた方が無難だと思います。
たまたま抜けられない仕事が当たってしまった場合でも、顔だけでも見せられるように皆さん頑張ってお仕事を切り上げることが多いですね。
ちなみに、幹事は若手がやることが基本となっています。
公務員の飲み会の雰囲気
もともとギラギラせず、和やかな公務員の気質もあり、体育会系的なノリはほぼありません。もちろん若手がグイグイ飲めば場は盛り上がりますが、それよりも会話を重視しますので、イケイケなノリは必要ではありません。
お酒が飲めない人への強要や、女性への手酌強要など絶対的に有り得ないので、すごくアットホームな雰囲気な飲み会です。
もちろん若手同士で飲みに行けばそれなりに盛り上がりますが笑、課の飲み会のような場はとても和やかな雰囲気であり、どんな人でも馴染みやすい空気だと私は思います。
逆にイケイケで飲みたい人にとっては少し物足りないと思いますので、そういった人は飲み仲間を作ったり、二次会へ行く等して、酒欲を満たすことになると思います。
出世するための手段として飲み会を使う人もいる
公務員の世界では、まだ一定数「ゴリゴリ体育会系幹部」が存在します。
商工・観光系や土木系に多いような気がしますが、そうした幹部の方々は飲み会に誘うと大変快く参加してくれます。(お代も出してくれます(笑))。
幹部は我々下っ端では知りえない情報もたくさん持っています。特に行政機関内部での派閥関係や、幹部同士の人間関係など聞くチャンスです。
また、幹部となれば人事に顔が利く存在です。その幹部がさらに上に登った時、自分を下に持ってきてくれるように登用してくれるかもしれませんし、評価者なので査定も良好となるでしょう。
人事とコネがある幹部とつながりを持っていると、出世にプラスに働くことは間違いありませんので、出世への手段として利用する人も、いることはいます。
まとめ
- 公務員の飲み会は、 自由意志が尊重される。飲むことが好きな人はよく飲みに行き、そうでない人はほとんど行かない。
- 年に数回、定例的な飲み会(歓迎会など)があり、ほぼ強制参加。
- 飲み会の雰囲気は終始和やかで、体育会的な要素は皆無。
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