【職種別】公務員試験のレベルを解説【勉強時間の目安あり】
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公務員を目指す人
公務員になりたいけど、公務員試験はどのくらいの難易度なんだろう。職種によって科目も異なるみたいだし、職種ごとの難易度が知りたい。誰か教えてくださいな。

こんな疑問に答えていきます。

本記事の内容

・【職種別】公務員試験のレベルを解説

・合格するために一番大切なこと

お疲れ様です、軟派公務員です。

私は現役の地方公務員で、大学3年生の春休み頃から勉強を始めて「特別区Ⅰ種」「裁判所事務一般」「地方上級」の筆記試験をパスしました。

公務員試験は難しいと言われていますが、試験の種類によっても難易度はかなりバラつきがあります。

今回の記事では、「倍率」「目安の勉強時間」などを示しながら、職種別の難易度をランキング形式で示していきたいと思います。

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【職種別】公務員試験のレベルを解説

ヒエラルキーを表すピラミッド

公務員試験の難易度について、「ABC」の3つの難易度に区分して解説していきたいと思います。

難易度:Aランク

いわゆる「エリート」と呼ばれる層を形成する試験ですね。

難易度Aランク

国家公務員総合職、裁判所事務官総合職、衆議院事務局(総合職・一般職)、衆議院事務局(総合職・一般職)、国立国会図書館職員(総合職・一般職)

これらの職種は他の公務員試験とは難易度の桁が違います。

試験そのものの難易度が高く、倍率が他の試験と比べ極端に高いことが特徴です。

合格するためには、早期から勉強を開始するだけでなく、面接でのキレのある受け答えなど、地頭の良さも必要になってきます。

倍率

最も倍率が低い国家公務員総合職で10倍以上。

裁判所事務官総合職は50倍程度、衆議院・参議院事務局職員及び国立国会図書館職員は100倍程度です。

2019年度の倍率

国家公務員総合職:13.4

裁判所事務総合職:53.7

参議院事務局総合職:45.7倍(一般職:151.8倍)

国立国会図書館総合職(※):108.5倍(一般職:90.8倍)

(※)国立国会図書館のみ2018年度実績

勉強時間の目安

1,000時間~1,500時間程度が必要となります。

Aランクの職種は出題される問題が他の試験と比べ難解であるため、読解力の高さなど、地頭の良さも必要になってきます。

大学3年生の春、遅くとも夏から始めることが望ましいですね。

合格者の学歴ボリュームゾーン

旧帝国大学、早慶で埋め尽くされています。

私の知り合いで1人、MARCHクラスで国家総合職(しかも財務省!)に合格した人がいますが、大学の広報誌の1面を飾っていました。

一般的な大学から国家総合職に最終合格するということは、それほどの快挙だということですね。

難易度:Bランク

ほとんどの公務員は、このランクに収まります。聞き馴染みのあるものが多いと思います。

難易度Bランク

国家公務員一般職、裁判所事務官一般職、東京都庁Ⅰ類B、特別区Ⅰ類、地方上級(都道府県庁・政令指定都市)、国税専門官、労働基準監督官

メジャーな公務員職が目白押しですね。

試験科目自体はAランクと同じ(専門科目+教養試験)ですが、Bランクはオーソドックスな問題が多く、きちんと勉強すれば誰でも手が届く範囲です。

倍率

受験区分により異なりますが、5倍前後となっています。

2019年度の倍率

国家公務員一般職:3.8

裁判所事務一般職:7.1

国税専門官:4.0

労働基準監督官:6.1

東京都庁Ⅰ類B(行政):5.6

勉強時間の目安

概ね1,000時間程度が目安となります。

私は3ヶ月程度しか勉強しておりませんが、約1,000時間を詰め込んで勉強したので、体感値としてもこのくらいだと思います。

大学3年生の夏~秋くらいから勉強を始めることで、余裕をもって受験できるでしょう。

合格者の学歴ボリュームゾーン

地方国立とMARCH出身者でほぼ埋め尽くされる印象ですね。

県庁や政令市の場合だと、地元の有名進学高校のUターン就職先としてもメジャーな場所になっています。

難易度:Cランク

最後のCランクですが、A・Bランクに比べてローカル色が強くなります。

難易度Cランク

市役所、町役場、消防、警察、国立大学職員

これらを一番簡単な「Cランク」とした理由は、筆記試験の科目に専門試験がないためです。

市役所によってはSPIと同じ問題形式を採用しているところがあり、民間との併用も容易にしている場合もあります。

倍率

基本的には5倍以内に収まります。

他の消防士試験はここまで高くはないのですが、東京消防庁は例年、倍率が高い数値となっております。

2019年度の倍率

警視庁:4.9

東京消防庁(1回目):8.8

国立大学職員(関東甲信越地区/事務):4.3

勉強時間の目安

300時間程度で十分です。

詰め込み型の人は110時間を1か月。詰め込みたくない人は134時間を3か月勉強すれば安全圏ですね。

合格者の学歴ボリュームゾーン

市役所や消防は自治体単位での採用になるので、地元のUターンが多い傾向はありますが、学歴の偏りはさほどありません。

警察や消防では体育会出身者も多く、バラエティに富んでいることがむしろ特徴ですね。

合格するために一番大切なこと

結論としては、計画性を持って勉強をすることです。

公務員試験は範囲がとても広いため、得点比率が高いところに高いウェイトを置き、得点比率が低いところはあまり勉強しないなどの工夫が必要になります。

試験日程と科目を把握する

公務員試験の勉強を始める前に、必要な科目と日程を確認してください。

なぜなら、職種によって試験日程にバラつきがあるからです。

2019年度試験日程【一部抜粋】
  • 国家総合職:428日(日)
  • 東京都Ⅰ類B55日(日)
  • 裁判所事務一般:511日(土)
  • 国税専門官:69日(日)
  • 労働基準監督官:69日(日)
  • 国家一般職:616日(日)
  • 地方上級(県・政令市):623日(日)
  • 市役所C日程:922日(日)

代表的な試験を抜粋しました。

同じ地方公務員を目指す場合でも、都庁と市役所(C日程)では約4か月の開きがあります。

地元市役所を狙う人と、都庁や県庁を狙う人では全く異なるスケジュールで動くことが想像できると思います。

1000時間の配分を考える

試験日程と科目を把握したら、次は勉強の計画を立てます。

いつから勉強を始めるかにもよりますが、1つの目安として1,000時間を持ち時間と考えることがよいと思います。

1,000時間以上の計画を立てようとすると心が折れてしまいますし、それ以下だとそもそも受験自体がハードモードです。

私が1,000時間の勉強時間をどのように使ったかについては、「【受験生必読】公務員試験の難易度。1,000時間の勉強時間が必要です。」に書いてありますので、参考にどうぞ。

心が折れてきたら

公務員試験を受験する場合は、ひたすら引きこもって勉強をしなければいけないので、メンタルはかなりキツイです。

個人的には大学受験よりもメンタルがきつかったですね。

どんなにモチベーションがあっても1回は心が折れると思います。公務員試験の心構えについては、「公務員試験の勉強が不安、辛いと感じている受験生へ。不安は合格への登竜門です!」書いてありますので、よければ眺めてみてください。

今回の記事は以上になります。

公務員試験はかなりしんどいですが、合格したらこの先の身分保障はされたも同然ですので、頑張っていきましょうね。

≫≫関連記事:現役公務員がオススメ!公務員試験に独学で合格した際の参考書まとめ

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