公務員試験の面接マナー(服装・髪型等)を教えます!【量産型になりましょう】
面接試験が近づいてきたけど、就活は公務員試験一本だからなぁ。当日の服装や入室方法、その他に気を付けることがあれば知りたいな。

こんな疑問に答えていきます。

本記事の内容

・面接時の身だしなみ

・入退室方法

・その他面接現場での注意点(話し方等)

公務員試験の受験生は、公務員試験一本で就職活動をしている人が多数だと思います。

そのため、面接に不慣れな人が多く、当日の不安も大きいですよね。

私は現役の地方公務員で、現在は東京オリンピック組織委員会へ出向しています。

受験生時代は公務員一本(しかも独学)だったため、満足に練習もできず面接への不安はとても大きかった記憶があります。

しかも当時はスマホ普及前で、今のようにブログ記事や動画を簡単に見ることはできませんでした!

これから公務員試験を受ける皆さんには、私と同じ不安な気持ちになって欲しくないので、面接試験のマナーなど気を付けるべき点について、私の経験を交えてお話ししたいと思います。

※この記事は、2分~3分で読むことができます。

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面接時の身だしなみは清潔感が大事

爽やかなスーツ姿の男性

面接試験では清潔感のある服装を心がけ、ネガティブな印象を持たれないようにすることが大切です。

ポジティブではなく「ネガティブな印象を持たれないように」といいますのは、身だしなみというものはあくまでもマナーであり、相手への配慮を表すものだからです。

面接試験は、受験生は社会人の先輩たちから査定を受ける場。相手へ非礼がないように、シンプルな服装で臨むことが求められています。

男性

面接を受ける際に服装が整っている事例とだらしない事例(男性)

上記画像の左側を見てください。ここに書いてある事項をクリアしていれば、身なりの整った受験生になっていますので心配無用です。

面接では変な印象を与えないことが大事です。

語弊を恐れずにいいと、「その他大勢」「量産型」になれればよいのです。

個性を出すことも大事ですが、個性を出す場は面接の内容にしておくべきだと思います。

女性

面接を受ける際に服装が整っている事例とだらしない事例(女性)

女性も男性と同様で、量産型を目指せば大丈夫です。

クールビズでも上着は着よう

面接の際に「クールビズなのでノージャケット・ノーネクタイで可」と書かれていることがあると思いますが、上着着用・ネクタイ着用とした方が無難です。

理由はシンプルで、ジャケット・ネクタイを着用している方が真摯さを表すことができるからです。

もしかしたら試験官が堅いタイプで、本音では「面接では正装すべき」と考えているかもしれません。

要はジャケットを着ないで失礼になることはあっても、ジャケットを着て失礼になることはありませんので、より安全パイを取った方が良いと私は考えます。

面接中の30分くらい、暑いのは我慢しましょう。

入退室方法

入室の流れ(フローチャート)

退室の流れ(フローチャート)

体で覚えておこう

入退室は上の画像で示した流れを抑えておけば大丈夫です。体で覚えるように自宅で練習しましょう。

お辞儀の角度とか、ノックの回数とか、その辺はぶっちゃけ気にしなくて大丈夫です。

マナーでミスをしても、致命傷にはなりません。

私の場合、入退室マナーではありませんが、スラックスが靴下にインしているという現象が起きており、面接中に面接官に笑いながら指摘されるということがありました。

それでも合格できたのですから、大丈夫です。

入退室に意識が向かってしまうと、肝心の質疑応答で余裕がなくなってしまうので、自然にできるように練習しておくとよいです。

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その他の面接現場での注意点

身だしなみや入退室以外にも、悪印象を避けるために気を付けるべき点がいくつかあります。

面接で話す内容が素晴らしくても、面接官に悪印象を持たれた状態では素直に聞いてもらうことができません。

そのようなことがないように、以下の点に注意していきましょう。

ゆっくりハッキリ話す

話す内容と同じくらい重要です。自分が話すときは、ゆっくりとハッキリした声で話しましょう。

高校受験などで経験あると思いますが、人は面接やプレゼンなど、緊張していると早口で話してしまいます。

具体的な話す速さですが、「1分間に300文字程度」が理想とされています。

自分の志望動機など、面接カードの記載内容を見て、話す速さも練習しておきましょう。

挙動不審にならない

面接で緊張は避けられないのですが、挙動不審にならないようにしましょう。

挙動不審な行動をしていると、面接官が質疑応答よりも受験生の行動の方に目が行ってしまいます。

・面接中は視線を面接官の顔又は胸元に向けること。

・貧乏ゆすりはしない。

・手は膝の上。身振り手振りで伝えようとしない。

特に貧乏ゆすりは無意識にしている人が多いので、気をつけましょう。

面接の主役は服装じゃなくて自分

面接はあくまでも、受験生自身が主役で、服装やマナーなどはわき役です。

肝心の面接内容が圧倒的に大事ですので、こういった服装やマナーはちょっとかじる程度で大丈夫です。

割合としては面接内容98%に対して、マナーなどは2%くらい。面接1週間前に1時間くらいチェックすれば問題ありません。

マナーに気が散って面接できちんと受け答えができなかった、そうならないことが目的ですので、目的意識を間違えないようにしてくださいね。

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