

こんな疑問に答えていきます。
本記事の内容
・30代からでも公務員から転職できる
・30代公務員の転職活動のポイント
・転職後の未来を話します
こんにちは、はやた(@nanpa_komuin)です!

この記事を書いている僕ですが、「30代」「地方公務員(県庁)」「コロナ禍」という三重苦の中で内定を4つ獲得し、現在は中堅の民間企業でWebの仕事をしています。
まさに今のあなたと同じで、30代公務員から転職をするべく様々な情報をネットで調べていたのですが、情報が少なく苦労しました。
そこで今回の記事では、実体験を元に、30代公務員からの転職のリアルや戦略について話したいと思います。
【2022年6月追記】
転職してから1年間、中途採用にも携わりました。なので転職の市況感や面接者のレベルなど、人事の目線も加筆いたしました。
30代からでも公務員から転職できる

断言しますが、30代でも公務員からの転職は可能です。
なぜなら転職市場において採用担当者は「公務員か民間」という視点ではなく、「実務経験者かどうか」という視点で見ているからです。
つまり、民間だって募集職種と関係ない職種の人は同じ扱いだということ。
そして転職市場における異業種転職者の割合は、30代でも実に半数以上。
(下記グラフ参照)

dodaより引用
異業種転職ってなんだかとてもチャレンジングな響きですが、民間では当たり前の話なんです。

民間の他職種だって同じカテゴリ
他職種であれば、民間企業経験者であっても「未経験者」というカテゴリなので、公務員が特別大きいハンデを背負っているわけではありません。
・公務員からITエンジニアになりたい
・営業職からITエンジニアになりたい
・経理職からITエンジニアになりたい
・コンサルからITエンジニアになりたい
・車の整備士からITエンジニアになりたい
全て同じ「未経験」扱いです。
もちろん、公務員という職業に偏見を持つ人もいることは事実ですが、そんな会社はこっちから願い下げなので気にしなくてOKです。
30代であっても異業種転職者として、正しく準備をすれば問題なく転職できます。
人事目線を理解しよう
ここだけの話ですが、中途採用の仕事に1年間携わったことで、採用担当が出す求人にはパターンがあり、温度感があることがわかりました。
・強気タイプ:求人に必要経験を網羅している。欲しい人材が明確なため、必要経験を満たしていない人とは面接をしない。
・弱気タイプ:欲しい人材は明確だが、条件を完全に満たす人は現れないので、未経験や経験の浅い人でもOKと考えている。
・ぼんやりタイプ:求人票は出しているものの、欲しい人材像が不明瞭。大企業に多く、求人の記載内容(必要経験)が明確でないことが特徴。
このうち、あなた(30代の公務員)が狙うのは「弱気タイプ」です。
強気タイプの条件を満たすことはまずないでしょうし、ぼんやりタイプは一部の大企業が「いい人いればいいなぁ~」くらいの気持ちで出しているだけなので、30代公務員にはちょっと厳しいです。

30代公務員の転職活動のポイント

30代公務員が転職を成功させるポイントは、下記の3つです。
- 未経験なりにアピールできるポイントを作る
- 給与交渉では妥協しない
- 内定後のビジョンを明確にする
未経験なりにアピールできるポイントを作る
公務員からの転職で強力なライバルとなるのは、異業種転職者ではなく「経験年数が1年~数年程度ある人材」です。
特に専門職を希望する場合、書類選考をするのも、面接を行うのも人事ではなく現場スタッフです。
エンジニアの場合→ポートフォリオ
Webマーケターの場合→ブログメディア
経理の場合→簿記などの会計資格
労務の場合→社労士などの資格
選考の段階では「未経験だけど良さそうな人」VS「実務経験が浅い若手」というシチュエーションがたびたび発生します。
そうなる時に自分を選んでもらえるような材料を揃えていくことが最重要です。
筆者がなぜ内定を量産できたのか
私は転職活動の準備におよそ1年かけました。
内容としては、下記の通り。
- プログラミングスクールに通う
- 自分でポートフォリオを作る
- ブログメディアを運用する
エンジニアのスキルに加えて、マーケティングも知見がある人材ならば、目に留まりやすいと考えたわけですね。

【ご報告】
— はやた@官民のみちしるべ (@nanpa_komuin) March 12, 2021
本日で1ヶ月半の転職活動が終わりました。
・コロナ禍
・31歳
・公務員
という三重苦の中、内定を4ついただくことができました。
エンジニア目指した半年でしたが、最終的には『webマーケター』になることを決めました。やっぱりこっちの方が性に合ってます笑
皆が気になる年収は
↓↓
給与交渉では妥協しない

さて、突然ですが転職後の給与をいくらにするか明確に決めていますでしょうか?
30代公務員が転職する際、400万以下で給与交渉はしてはいけません。
面接をしていてよく聞く答えが、

という内容。
内定後は会社と転職希望者の立場が逆転します。
その立場を使わず最初に自分を安売りしてしまうと、給料を抑制されてしまうリスクがあります。
また、次の転職の際に足元を見られる可能性も出てきます。
もちろん会社や職種によると思いますが、400万~450万の年収をキープできるように交渉しましょう。

内定後のビジョンを明確にする

30代は民間ではリーダー~管理職の年代です。
20代と比べて「経験を積む」期間が限られているので、内定後のキャリア形成をよく考えておく必要があります。
例えば、転職ではまず希望する業界に入ることを目的にする。
まずは1,2年経験を積んで業界知識をつけ、より高年収のコンサルタントへと転身する・・・など。
繰り返しますが、30代は民間では完全に中堅です。
スタッフレベルの仕事が求められるのは35歳までなので、業界内でどのようなポジションを狙っていくのか、丁寧に考えていく必要があります。
よくある質問①:どんな求人に応募すれば良いのですか?

未経験可の求人ではなく、実務経験ありの求人に応募しましょう。
なぜなら、未経験可の求人は誰でもできる、専門性の身に付かない求人である可能性が極めて高いからです。
例えば、IT業界ではSES(システムエンジニアリングサービス)会社が未経験可の求人を多く出していますが、1年経っても開発に携われないこともあり、市場価値がほとんど変化しないことも珍しくありません。
特に30代の公務員は「未経験可」という文字に飛びつきやすいので、注意してくださいね。
よくある質問②:誰かと相談しながら進めたいです

残念ながら、公務員からの転職者は数が少なく、転職エージェントも消極的な対応が一般的です。
しかしながら、少しづつではありますが公務員からの転職者も増えてきており、私のように情報発信をする人も現れ始めました。
そうした転職者たちなど、転職エージェントではない人に相談できる手段を「【一人で悩むな】公務員の転職を相談する方法3選」にてまとめましたので、よければ参考にどうぞ。

転職後の未来を話します 【後悔ゼロ】

最後に、転職後の未来についても少し話しておきたいと思います。
私は転職後も給料の下げ幅はそこまで大きくなく、残業も少ないのでストレスフリーな環境で仕事ができています。
仕事も普通についていける
WEBマーケティングという専門職に就いたわけですが、残業も月10時間~20時間程度と少なく、公務員時代と比べれば時間的余裕のある毎日を送っています。
例えば、下記が私の1日の流れです。
9:00 出社・メールチェック
9:15 自社Webサイトの解析、報告資料の作成
11:30 課長へ中間報告、添削を受ける
12:00 昼食
13:00 報告資料作成続き
15:00 作業完了
15:30 Webデザイン担当者と打ち合わせ
17:00 翌日のタスク確認・メールチェック
18:00 退社
「Web○○」という箇所をあなたの今の職場に当てはめれば、やってること同じですよね。
仕事のスピードはやや早いですが、県庁で本庁勤務、国で本省勤務を経験していれば全く問題ないレベル感です。
仕事が楽しい
私はWebマーケティングの仕事が好きなので、正直今めちゃめちゃ楽しいです。仕事を1つこなすと1つレベルアップする感じ(笑)。
この感覚は公務員時代に一度も味わうことはなかったですね。
よく趣味と仕事は違う、と言いますがそんなことはないです。趣味が仕事になるということは最高です。
結論:ストレスフリーの人生ゲット

公務員から転職した結果、私は今とても充実した日々を送っています。
仕事でちょっと遅くなることがあっても、それが自分のスキルになったことがよくわかるので、充実感があります。
転職する理由は様々でしょうが、せっかく公務員から転職するなら好きなことを見つけて、それを仕事にしちゃいましょう。
この記事にたどり着いたあなたは、少なくとも他の転職者より戦略家ですので、絶対に人生を変えるチャンスを掴むことができると思いますよ。
一緒に新しい人生、始めましょう!!
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