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お疲れ様です、軟派公務員です。

 

「公務員は安定している」

 

現役の公務員ならば、100回以上聞いたことがある言葉だと思います。私も特に両親や親族から何度も聞かされました。(だから地方公務員を志したわけではありませんが。)

 

公務員安定。

 

切っても切れない関係にある両者。

 

一方で、

 

「公務員の安定神話は崩壊している」

 

このような言葉を見聞きすることも少なくなくなってきました。

 

私は現役バリバリの地方公務員(都道府県職員)ですが、私の持論を申し上げますと、

 

「公務員は安定しているし、これからも安定し続ける」

 

というのが私の見解です。

 

それはなぜか。ご説明したいと思います。

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「安定」とは何か

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よく聞く「安定」という言葉ですが、どういった意味で使われているでしょうか。

 

我々公務員に対して「安定している」と使う際は、

  1. リストラがない
  2. 終身雇用
  3. 給与が毎年上がる
  4. 給与が景気の波に左右されない(給与に硬直性がある)
  5. 福利厚生が手厚い

これらのニュアンスをもって使われることが多いかと思います。

 

まぁハッキリ言って、大企業に就職するメリットとほぼ変わらないでしょう。

 

これらの中でも、重要な点は「1.リストラがない」という点になります。もちろん、一般的な大企業でも突然リストラされることはありませんが、公務員は民間企業と比べても、リストラが起きにくい業種であると考えられます。

 

私は2つの理由から、公務員はリストラが起きにくいと考えています。

理由①
景気の影響を受けない

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リストラを行う一番の理由は、業績不振です。こちらのグラフをご覧ください。2000年から2017年度までの、希望退職者・早期退職者の募集状況です。

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  • 2001年のITバブル崩壊の影響で、2001年〜2003年は大規模なリストラが起きています。
  • 2008年のリーマンショックの影響で、2009年に大規模なリストラが起きています。
  • 2012年の東日本大震災の影響で、今までよりは小規模ですが、2012年に大きなリストラが起きています。

 

表はありませんが、これらの不況の波が来た時に、公務員でリストラは起きません。むしろそういった時にこそ、セーフティネットたる役目を担っているのが行政ですから。(税収減による人件費(=残業代)のカットとかはありますよ。)

 

逆にバブルやアベノミクス景気のような好景気となっていても、あまり給与は上がらないといった負の側面もあります。特に公務員になる人は大手企業で勤められる能力がある人が多いので、格差を感じてしまうかもしれません。良いところだけ見てもいけませんね。

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理由②
イノベーションの影響が少ない

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理由その②は、イノベーションの影響が少ないという点です。

 

これはどういうことかというと、科学技術の発展・革新による影響が少ない分野が公務員の行政職であるということです。

 

逆にイノベーションの影響をモロに受ける可能性が高い例をあげると『タクシー・バス運転手』『税理士』などが挙げられます。

 

具体的に述べると、タクシーやバス運転手などは自動運転が本格化し、商業車も公道を走ることが認められた場合、死活問題になるでしょう。

 

税理士については、既に業務の一部は電子化されており、従来の税理士業務に加え、コンサルを請け負うといった独自性が求められる時代になっております。

 

いやいや、公務員の仕事ってルーティンでしょ?
AIとかで自動化されやすいんじゃないの?
 

ここまでの話で、おそらく皆様このように思われたと思います。しかしながら、決してそのようなことはありません。

 

まず、ルーティンワークについては、既に電子化、アウトソーシングが進んでいます。代表格である住民票や納税証明書などは、コンビニ交付が始まっています。すでに自分たちの手から離れているんですね。

 

そして公務員の仕事において、ルーティンワークというものはそもそもあまりウェイトが高くありません。先に挙げた住民票交付などは全体業務のほんの一例で、公務員の主な仕事は調整業務です。

 

具体的には、圏域や市町単位で開催されている各種の福祉協議会等の会議開催にあたる関係者との意見調整、関係機関への根回しなどが公務員の主な仕事です。

 

そのほか、スポーツイベント、町おこしイベントの開催などの事業担当の仕事においては、業者と毎日のように打ち合わせをし、緻密な計画をたてるなど、関係者との意見調整は公務員にとって最もウェイトの高い業務なのです。

公務員はつぶしがきかないが、代替性のない職種である

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こうした調整業務については、いかにイノベーションが起きても取って代わられることは考えにくいです。

 

テレビカンファレンスシステムの普及で、遠方への出張は不要になりました。クラウドの普及で、スピーディに契約事務ができるようになりました。しかし、これらは全て業務効率の改善に過ぎません。

 

公務員は自動運転が本格化しても影響はありません。(むしろ忙しくなるでしょう…)

 

税理士業務が独占業務でなくなっても影響はありません。

 

どんなに頭脳明晰なAIができても、A町とB市の意見をまとめ、落とし所を見つけ、関係機関へ根回しすることはできません。

 

だから私は、「公務員はつぶしがきかない」職種であるが、その一方で将来食いっぱぐれることはなく、安定していると考えています。

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まとめ

  • 公務員と大企業では、勤め上げるメリットが類似しているが、公務員においてはリストラというリスクが少ない。
  • 『安定している』という言葉の本質的な意味は、リストラにあわず、この先も食いっぱぐれないということ。
  • 公務員の主な仕事は調整業務であり、AIや機械に取って代わられにくいため、職を失うリスクが低く、安定していると考えられる。

 

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